トレーニングシューズとランニングシューズ:何が違う?どちらを履くべき?
購入ガイド
ランニングシューズとトレーニングシューズでは、サポートする動きの種類が異なる。この違いを知ることが、毎回のワークアウトで最高の結果を導くのに欠かせない。

ランニングでもジムでのトレーニングでも、ハードなワークアウトに心地よく取り組めるよう、装備を適切に整える必要がある。ただ、アスレチックシューズは選択肢が多く、トレーニングシューズとランニングシューズのどちらが、選択したアクティビティに適しているのかを判断するのが難しいこともある。
出かけるとき、つい一番快適なシューズを履いてしまうかもしれないが、そのシューズが自分のワークアウトに適していなかった場合、けがのリスクが高まる恐れがある。
トレーニングシューズとランニングシューズの違いは何か。クロストレーニングシューズとランニングシューズには類似点もあるが、ランニングシューズは 長距離ランに対応するクッショニングを備えているのに対し、トレーニングシューズは幅広い運動パターンに対応するサポート性を備えている。
トレーニングシューズとランニングシューズのどちらかを選ぶ場合、次のワークアウトに最適なシューズを選ぶ方法を紹介する。
この記事のポイント
- ランニングシューズは、前方への動きと長距離のクッショニングを念頭に置いてデザインされています。
- トレーニングシューズは、横方向の動き、リフティング、多方向のトレーニングをサポートする。
- 間違ったシューズを履くと、怪我のリスクが高まり、パフォーマンスが低下する可能性がある。
- ランニングシューズはマイル数を重視して選び、トレーニングシューズはジムやHIITワークアウトに合わせて選ぶ。
ランニングシューズが向いているアクティビティ
言わずもがなだろうが、ランニングシューズはランニング向けにデザインされているので、ランニングをする際はそれを履くべきだ。唯一の例外は、ウエイトトレーニングのウォームアップでトレッドミルを短時間走る場合。走る距離が約2kmに満たないときは、クロストレーニングシューズを選ぶこともできる。路面やトレッドミルを長距離にわたって走るなら、軽量のロードランニングシューズを選ぼう。スピードトレーニングやテンポ ランでは、多くのランナーがより軽く、より反発力のあるシューズを好むが、リカバリーランやより長い距離を走るには、よりクッション性のあるシューズが好まれる。自然の中を走る場合は、起伏の多い地形で優れた保護機能を発揮するトレイルランニングシューズを選ぼう。
ランニングシューズに必要な要素とは。
- 快適なフィット感:ランニングシューズの試着は、いつも 使用している速乾性の高いランニングソックスを履き、なるべく遅い時間帯に行うこと。トゥボックスは、足の指を曲げたり広げたりできるゆとりがあるか確認すること。履き口がかかとに擦れたり、かかとが抜けたりしないかどうかも確認する。最初からぴったりフィットするものを選ぶこと。履いているうちに慣れることを期待してはいけない。
- 優れたクッショニングと反発性:長距離を走る場合は特に、ミッドソールのクッショニングが強化されたものを選ぼう。クッショニングは衝撃を吸収し、体への負担を軽減する。一方、反発力は、シューズがエネルギーをどれだけ早くリターンしてくれるかを指す。たとえば、革新的なNike Zoomクッショニングシステムは、衝撃保護とエネルギーリターンのバランスを取るように設計されている。経験則として、シューズは足元が不安定に感じたり、足元が柔らかくなりすぎたりすることなく、保護されていると感じる必要がある。
- 軽い履き心地:ランニングシューズのせいでペースダウンするような事態は避けたい。必要な部分のクッショニングを損なうことなく、軽量に仕上がった一足を選ぶこと。
- 抜群のトラクションと保護力:トレイルを走るのなら、アウトソールのラグ(滑り止め)が深く、アッパーの耐久性が高いシューズを選ぼう。
- 適切なオフセット(かかととつま先のソールの高低差): 定番のランニングシューズは、かかとのクッショニングが強化されているため、オフセットは10mm以上ある。かかとに強い衝撃がかかりやすい場合はこれが望ましいが、中足部や前足部で着地するランナーや、膝に慢性的な障害がある場合は、オフセットが低いものがおすすめ。
クロストレーニングシューズとは?
トレーニングシューズは、プライオメトリクス トレーニングの横方向の運動、その場で行うスクワット、すばやい方向転換など、幅広い運動に対応する。トレーニングシューズは一般的にソールがより平らであり、オフセットが低めで柔軟性に優れているなど、安定性が強化された構造になっている。たとえば、ナイキ メトコン ラインは、ヘビーリフティング中の安定性を最適化するのをサポートする。
トレーニングシューズが向いているアクティビティ
トレーニングシューズは、次のようなさまざまなアクティビティで力を発揮する。
- 高負荷インターバルトレーニング(HIIT)
- 屋外でのトレーニング/ブートキャンプ
- ウエイトリフティング
- 筋力トレーニング
- プライオメトリクストレーニング
- アジリティトレーニング
- バスケットボール、バレーボール、テニス
- エアロビクスのクラス
- クロスフィット
- ズンバなどのダンスのクラス
- 一部のヨガクラス (オプション)
トレーニングシューズを選ぶポイント
取り組むアクティビティによって最適なクロストレーニングシューズは異なるが、一般的には次のようなシューズがおすすめだ。
- 快適にフィットする:足の指を動かせること、かかとが抜けないこと、アッパーが足に引っ張られていないことを確認しよう。履いているうちに慣れることを期待せず、最初に足を入れた感覚で選ぼう。
- 土踏まずをサポート:十分なクッショニングで土踏まずをしっかりサポートし、捻挫のリスクを低減できるシューズを選ぶこと。
- 安定感:アウトソールの幅が広く、厚みがあれば、左右に動くときも足をしっかり固定できる。
- かかとをしっかり固定:かかとのサポート性により、ウエイトリフティングの際に足首が安定する。
- 耐久性とサポート性のあるアッパー:優れたサポート性と保護機能を備えた素材を使用したシューズを選ぼう。
1足のシューズですべてに対応できない理由
シューズは、動きのパターンを中心に設計されている。ランニングシューズは、前方への動きを繰り返すのに優れている。Harvard Healthによると、より速いランのために軽量で柔軟に設計されているものもあれば、長距離走やリカバリーのために厚いミッドソールと最大のクッション性を備えているものもある。一方、トレーニングシューズはクッション性が高く、左右の動きの安定性とコントロールを優先している。
たとえば、ランニングにクロストレーニング用のシューズを履くと、歩幅を吸収するクッションがそれほどないため、不快感を感じるだけでなく、怪我につながる可能性がある。
ランニングシューズとトレーニングシューズの比較
ランニングシューズ
- 前進の動きをサポートする
- ミッドソールのクッショニングが強化されている
- オフセット(かかととつま先のソールの高低差)が高い
- 軽量で通気性に優れている
トレーニングシューズ
- 多方向の動きをサポートする
- かかと部分のクッショニングが強化されている
- オフセットが低め
- 耐久性に優れている
ワークアウトに履くシューズ
- 長距離ランニングまたはトレッドミル:ランニングシューズ
- ウエイトリフティングまたはHIIT:トレーニングシューズ
- 混合ワークアウト:主な動きに基づいて選択
よくある質問
トレーニングシューズを履いてランニングをすることはできるか。
走る距離が約2km未満の短い距離でない限り、一般に、ランニングにトレーニングシューズを使用するのはおすすめできない。トレーニングシューズは重くてかさばるうえ、足が繰り返し路面から受ける衝撃を吸収できる十分なクッショニングを備えていない。トレーニングシューズでランニングを行うと、足底筋膜炎(足の裏に沿って走る組織の帯の炎症)を引き起こす可能性が高くなる。
トレーニングにランニングシューズを履くことはできるか。
ランニングシューズには左右の動きに対応する安定性やサポート性が十分に備わっていないため、ジムでのトレーニングにはおすすめできない。特に左右の動きを含むプライオメトリクス トレーニングにランニングシューズを使うと、けがのリスクが高まる。
ウォーキングには、ランニングシューズとトレーニングシューズのどちらが適しているか。
トレーニングシューズよりもランニングシューズの方が、サポート性やクッショニングに優れていて、長距離のウォーキングには向いている。気軽な短い散歩だけなら、快適なシューズであれば種類は問題にならない。しかし、競歩、ウォーキング大会、ハイキングなど、長距離のウォーキングでは、ランニングシューズを選ぶべきだろう。
HIITにはトレーニングシューズとランニングシューズのどちらを履くべきか。
高負荷インターバルトレーニングは多方向への動きを含み、すばやい動きを繰り返すプライオメトリクスを取り入れたトレーニングが多い。トレーニングシューズは、左右の動きやジャンプした後の着地の際に足がぐらつかないようデザインされているため、HIITのワークアウトには、ランニングシューズよりトレーニングシューズの方が適している。
ランニングとトレーニングの両方に1足のシューズを使用できますか?
厳密に言えば、1足のシューズで両方に使用することは可能だが、一般的には推奨されない。これは、ランニングシューズとトレーニングシューズの目的が異なるためだ。ランニングシューズは前方への動きをサポートするためにクッション性が高く、トレーニングシューズはクッション性が低く、横方向の動きをサポートするための安定性が高くなっています。両方のアクティビティに1足のシューズを使用すると、怪我のリスクが高まり、シューズがより早く摩耗する可能性がある。その上で、トレーニングとランニングの両方を含む軽いワークアウトセッションに役立つクロストレーニングシューズというオプションがある。

























