気温に合わせたランニングウェアの選び方

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気温が変化しても、日課であるランニングをやめるわけにはいかない。ここでは、天候に応じたランニングウェアの選び方を紹介しよう。

最終更新日:2022年1月26日
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さまざまな気温に応じた最適なランニングギアの選び方

季節が変われば、走るときの気温や天候も変わる。 しかし、だからといって日課のランニングを休むことはない。 気温の変化に応じたウェアの選び方さえ知っていれば。 ランナーにはそれぞれ個性があり、ランニングの種類や天候もさまざまである。要するに肝心なのは備えがあるかどうかだ。

気温が下がったときは、体温を暖かく保つことが極めて重要だ。 それによって、ランニング中にケガを防ぎ、快適に走ることができるため、パフォーマンスに集中できる。 そのためには、熱を逃がさず、体が温まったら脱いで調節できる、薄手のレイヤーが必要だ。

一方、夏はこの熱が不快になってくる。 ウェアを必要最小限にすることが、この場合の唯一の解決策と言えるだろう。 日差しから肌を守り、空気の流れを確保して体温調節できる、通気性の高い素材が必要だ。

もっと具体的に見てみよう。 次に、気温に合わせたランニングウェアの選び方を紹介しよう。

冬(4℃以下)に適したランニングウェア

さまざまな気温に応じた最適なランニングギアの選び方

地域によって異なるが、冬季の気温はだいたい4.4℃から、寒いときで-6.6℃、あるいはそれ以下だろう。

冬のランニングウェアのポイントはレイヤーだ。 とにかく、インナー、ミッド、アウターの3つのレイヤーにこだわろう。 インナーを着れば、体温と気温の変化に効率よく対応できる。 適度な活動が可能な環境では、体温を自分で調節できる。 重ね着をするときのヒントは次のとおり。

寒い季節は、外気温より5-10℃暖かい服装を目安にすること。 このルールには、もちろん例外もある。もともと体温が高い人や、運動で体温が上がりやすい人は、そのことを計算に入れて調節しよう。

インナー
優れたインナーは、快適さやパフォーマンスを確保する上で不可欠なだけでなく、寒い季節のランニングを有意義なものとする決め手でもある。 優れたインナーは、別のレイヤーを重ねてもオーバーヒートしないだけでなく、単独でも着られる。つまり、ランニングの途中で状況が変化したら、重ねたレイヤーを脱いで調節することができるのだ。

インナーを選ぶとき、通気性と速乾性は必須条件だ。NikeのDri-FITテクノロジーと要所に配された通気孔を備えたインナーなら、汗や雨を常に肌から逃すことができる。

ミッドレイヤー
このレイヤーは、体とインナーの間に熱を閉じ込める働きを持っている。 ミッドレイヤーの主な目的は、断熱だ。

ミッドレイヤーを選ぶ際は、雨、風、雪など、予報よりも体感温度を低くする要素を必ず考慮しよう。適切なミッドレイヤーは、インナーに重ねたり、単独で着たりすることができる。 気温が4℃以下になったら、ミッドレイヤーを重ね着して断熱効果を高めるとよい。

アウターレイヤー
アウターレイヤーは、悪天候をブロックするのに欠かせない。 雨、雪、風、これらはすべて寒くなったときに予測される天候パターンだ。 気温が0℃以下、つまり氷点下になったら、アウターレイヤーが必須だ。 自分は寒いぐらいでトレーニングを休んだりしないと、空に向かって宣言してやろう。 快適に走るには、軽量な素材と優れた断熱材を組み合わせたアイテムが必要だ。

グローブ
寒い季節は、グローブを着けると、その断熱効果でヒートロス(熱が体の外に逃げること)を減らせる。 手がむき出しになっていると、放熱によってヒートロスが起こる。 体をウェアで覆っていても、手が無防備だと、そこから体が冷えていくことがある。

よほどの寒さでない限りは見落とされがちなランニンググローブだが、これがあれば余分な重ね着をしなくて済むという利点がある。 Nikeのグローブに使用されているDri-FITテクノロジーは、軽い着け心地で手を暖かく保護してくれる。 指先にはタッチスクリーンに対応するシリコンが使用されているため、Nike Run Clubアプリでペースを確認するときも、グローブを外す必要がない。 Nikeのランニングビーニーも、Dri-FITテクノロジーで頭や耳を暖かく包んでくれる。

ランニングシューズとソックス
ランニングで一番大事な体の部位、「足」の温度調節も忘れてはいけない。 ランニングシューズは、暖かさを提供するだけでなく、雨や雪の侵入を防いだり、濡れた路面の上を滑らずに走る働きがある。 ソックスには、通気性に加え、汗をすばやく逃がし、気化熱によるヒートロスを防ぐ機能も求められる。

Nike Shieldテクノロジーは、撥水性とトラクションに優れた素材で雨や雪の侵入をガードする。360度に配置された反射素材は、ドライバーからもよく見えるから安心だ。

足を寒さから守るために、フリースやウールのソックスを選びたくなるかもしれない。 しかし、これらの素材は汗のコントロールを得意としていない。体を締め付けて血流を妨げ、水分も吸収するため、おすすめできない。 ナイキ トレーニング ソックスは、ゾーンクッショニングで快適な足運びをサポート。 温度変化に対応する糸が、トレーニング中も保温性と速乾性を発揮する。

春と秋(4-16℃)に適したランニングウェア

さまざまな気温に応じた最適なランニングギアの選び方

お住まいの地域にもよるが、春と秋はランニングに最適な季節だ。 温暖な気温の中、快適に走れるし、太陽が出ている時間が長く、雨はあまり降らない。

ただし、寒い時間帯は複数枚の重ね着が必要なこともある。 インナーとアウターレイヤーの組み合わせを積極的に活用しよう。 冷え性の人には、上半身は長袖のインナーと半袖のシャツ、下半身はランニングタイツとショートパンツの組み合わせがおすすめだ。 このような重ね方なら通気性が高く断熱性が低いため、気温が上がっても熱がこもらない。

走っている最中は体温が上がるため、着こみすぎには注意しよう。 冒頭でお伝えした目安を参考にしてほしい。

風が強く湿度が高いときは、実際の気温よりも寒く感じることがある。 そんな時に活躍するのが、軽い着心地で体を保護してくれるジャケットだ。 Nikeのウィンドブレーカーには、雨や風をシャットアウトする速乾性テクノロジーが採用されている。また、ほとんどのアイテムにはリフレクティブ(再帰反射)素材が使われている。 これらは、必要に応じて、立ち止まらなくても簡単に脱いだり、折りたたんだりすることができる。

夏(16℃以上)に適したランニングウェア

さまざまな気温に応じた最適なランニングギアの選び方

夏場のランニングウェアに求められることは多くない。汗をすばやく逃がし、空気の流れを確保し、強い日差しを遮ってくれれば十分だ。 できるだけ薄着で走りたいと思うかもしれないが、この場合の適切なアプローチは、暑い場所を想定してインテリジェントにデザインされたウェアを選ぶことだ。

肌をさらりとドライに保つ速乾テクノロジー
Dri-FITテクノロジーは、汗を肌からさっと逃がして蒸発させる。 このときの気化熱には、体温を下げる働きがある。 Dri-FITは通気性に優れているため、蒸発した水分がすばやく外に出て拡散する。 肌を覆っていた水分がなくなることで、オーバーヒートを防げる。

通気性と遮光性を兼ね備えるレイヤー
暑い日は、日差しから肌を守る、軽い薄手のレイヤーが役に立つ。 ナイキ Dri-FIT UV エッセンシャル ランニング Tシャツは、有害な紫外線を防ぐUVカット仕様。 衣服が覆っている部分を、太陽光に含まれる紫外線A波とB波から守ってくれる。 UPF 40+の保護性能を最大限に活かすには、すべての留め具を閉めること。 (27-32℃を超えるような)特に暑い日には、ランニングショートパンツにゆったりフィットのタンクトップを組み合わせよう。女性はスポーツブラという選択肢もある。 衣服に覆われていない、日差しを直に受ける部分には、良質の日焼け止めを必ず塗ること。 日焼け止めに加えて、濃い色か明るい色のランニングウェアを選べば、太陽光が肌に届く前にウェアが紫外線を緩和してくれる。 その量はわずかでも、紫外線対策には一定の効果がある。

帽子で日光対策
強い日差しを直接浴びるときは、つばのある帽子をかぶって頭皮や目を守ろう。 Nikeのランニングキャップは、内側のつばと汗止めバンドの部分にDri-FITテクノロジーを使用しており、さらりと快適な状態が持続する。 軽量のつばの角度を必要に応じて調節でき、頭部全体のスペーサーメッシュは、オフロードでヒートアップしても涼しさをキープしてくれる。

ウォーターボトルで水分補給
暑いということは、脱水症の危険があるということ。 Nikeの携帯できるウォーターボトルで、ランニングの最中もこまめに水分を補給しよう。 これは、ミニマルなウォーターボトルに、クレジットカードや鍵などの小物を収納できるジッパー付きポケットという、ランニング時の2大必需品を組み合わせた製品だ。 伸縮性のあるストラップシステムでホールド感を調節でき、移動中もボトルをしっかり固定できる。

気候に負けず快適に走ろう
ランニングは、一年中楽しめるスポーツだ。 いつ、どんなウェアが適しているかを知っていれば、四季折々の気候に対応できる。 気温の変化に負けず、ランニングを続けよう。

公開日:2021年11月30日

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