最適なクッショニングを備えたNikeシューズを選ぶ

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運動中、足に心地よさを感じられるクッショニングの程度を把握しよう。そして、どんなシューズが最適な履き心地をもたらしてくれるかをチェック。

最終更新日:2025年7月17日
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ランニングとウォーキングに最適な、ナイキのクッション性に優れたシューズ

どのようなアクティビティであれ、適切なシューズを選ぶこととは、自分の好みの履き心地を追求することだ。ベストな一足が見つかるまで、試行錯誤が必要になることもある。アウトソール、インソール、ミッドソールといった各パーツの機能と、どのアクティビティにどんな機能が必要かを理解していても、結局のところ、シューズ選びのポイントは履き心地だ。

そして、ランニングでもウォーキングでも、履いている時間が短くても長くても、シューズの履き心地はクッショニングが左右する。

ここでは、クッショニングを備えるウォーキングシューズとランニングシューズのおすすめを紹介しよう。

クッショニングを備えるシューズの重要性

クッショニングはシューズによって多種多様だ。柔らかな履き心地を追求してクッショニングを増量しているものもあれば、足の裏と地面をできるだけ近づけるために、クッショニングを最小限に抑えたウォーキングシューズやランニングシューズもある。いずれにせよ、足元を保護し、関節や筋肉の動きを支えるためには、ある程度のクッショニングが必要だ。

適切なシューズ選びについて、誰にも当てはまるただ一つの基準といったものは存在しない。どれが一番履き心地がいいか、何足か試してみるのがベストだろう。たとえば足を怪我している人がランニングやウォーキングをする場合なら、痛みを和らげるために、クッショニングが強化されたシューズが適切かもしれない。もっとも、怪我をしているときは、どんなシューズを選ぶとよいのか、理学療法士や主治医に相談するのが一番だ。

ランニングとウォーキングに最適な、ナイキのクッション性に優れたシューズ

クッショニングが活躍するエリア

当然ながら、足の役割は人の身体を支えること。しかし、生理機能や足の形には個人差がある。ミッドソール、ヒール、さらにはインソールにいたるまで、クッショニングの補強エリアには複数のオプションがある。

扁平足の人は、ウォーキングシューズでもランニングシューズでも、土踏まずにサポートを提供するクッショニングが好ましいだろう。あるシューズを履いたときだけ足がつったり、特定のスポットに痛みを感じたりしている場合は、そのエリアのクッショニングが増量されているシューズを試し、履き心地やサポート感を確かめてみよう。

長時間の着用を想定したシューズのクッショニングが集中しているのは、ミッドソールであることがほとんど。一日のさまざまな活動や動きの負荷を受け止めるエリアだからだ。このため、ミッドソールのクッションが強化されたシューズなら、よりソフトで、なおかつサポートがしっかりした履き心地を感じられるだろう。

鍵となる素材

足をサポートするのに欠かせない素材、それはフォームだ。フォームの量が多いほど(または質が高いほど)、履き心地の柔らかさ、クッション性がアップする。どの程度のフォームが自分に適しているか把握するには、次の質問をチェックしてみよう。

  • これまでに履いたシューズで、最も自分に合ったシューズは?
  • どんな怪我を考慮に入れるべきか?
  • そのシューズで何をするか?
ランニングとウォーキングに最適な、ナイキのクッション性に優れたシューズ

クッショニングを備えたランニングシューズ

ランニングシューズには、ハードな使命が課せられている。硬いコンクリートの上を毎日走ろうと、それよりは柔らかいトレッドミルの上を週3回走ろうと、ランニングシューズには相当の負荷がかかることになる。自分に最適なランニングシューズを選ぶということは、つまり次の機能を備えたシューズを探すということになる。

  • 通気性
  • 透湿性
  • 耐久性
  • クッショニング
  • 体重

クッショニングを備えていても、重すぎると感じられるランニングシューズは好ましくない。一方で、いくら軽くても十分なサポート性のないものはおすすめできない。ミッドソールのクッション性がたっぷりあること、そして走る距離に合った耐久性を備えていること。このバランスが大切になる。

ランナーの中には、ワークアウトの種類に合わせて、クッション性の異なる複数のランニングシューズを用意している人もいる。たとえば、長距離ランに適したシューズや、トレイルラン用に開発されたシューズなどだ。走る場所や距離が決まっていない場合は、目的に合わせてシューズを変えることをおすすめする。

そして忘れてはいけないのが、自分のランニングフォームだ。衝撃への対処方法、自分の走法に合ったシューズを選ぼう。走るときに足が外側に傾く人の場合は、クッション性が高く、アーチサポートに優れた、つま先が広めのシューズをおすすめする。逆に着地時に足が内側に傾く人の場合は、ミッドソールのクッショニングが硬めのシューズを選ぶとよいだろう。シューズ後部の安定性を高めてかかとを保護する、しっかりしたヒールカウンターも重要なポイントだ。

クッショニングを備えるウォーキングシューズ

クッショニングを備えるウォーキングシューズの多くは、一日を通して履くことが多いため、デザインにもこだわりたいところ。つまり、スタイリッシュでありながら、足中央部のクッション性が高く履き心地がよいシューズということだ。長時間履いていても違和感のない、通気性と機能性を兼ね備えたウォーキングシューズを選びたい。最後に、シューズを使う環境を考慮しよう。たとえば、ナイキ エイバ ローバーは、都市環境での利用に最適だ。

ナロー幅シューズを買う理由

『Journal of Foot and Ankle Research』で発表された2018年7月の研究によると、足にぴったりのシューズを履いている人はおよそ3分の1しかいないそうだ。そして足に合わないシューズを履いていると、擦れ、痛み、たこ、うおのめ、水ぶくれといった足のトラブルに見舞われるリスクがある。

ウォーキング、ランニング、階段を登るなどの単純な動作さえも危険になりかねない。適切な安定性とサポート性がないと、足首の捻挫や転倒が起きやすくなる。激しい動作や、素早い方向転換を伴うスポーツをしている時は特に危険だ。

自分の足にぴったり合うナロー幅シューズを探すのは面倒かもしれないが、間違いなくその甲斐はある。ぜひ足を計測する時間をとり、たくさんのシューズを試し履きして、最高の一足を選んでほしい。もし足に合わなかった場合は返品しよう。もちろん、試着後でも返品可能だ。

クッショニングは相性が大事

忘れないでほしい。ランニング、ウォーキング、毎日の定番シューズ。目的が何であれ、どの程度のクッショニングが最適かどうかは、あなた自身が感じる履き心地で決まる。ワークアウトの種類や強度に合わせて、それぞれに適したクッショニングと衝撃吸収性を備えたシューズを選ぼう。毎日たくさん歩く人は、クッションの厚みが変わっていくことも忘れずに。

自分の動き方と、好みの履き心地を把握することができれば、きっと自分に合ったシューズが見つかるだろう。

公開日:2025年7月17日