自分自身を最優先にする

自分自身をケアするための時間は誰にでもある。しかし、エクササイズよりもスマートフォンに費やす時間など他のことを優先させて、ケアがおろそかになっている人もいる。自分の一日をよく考えてみたとき、インスタグラム、Facebook、メール、ネットサーフィンなど、仕事に集中していない細切れの時間を合計すれば、20分、30分、あるいは40分にもならないだろうか？

「時間がない」からエクササイズできないと言うのではなく、「エクササイズを優先させていない」と言おう。そして、コントロールを取り戻して、エクササイズを優先させる時間の使い方をしよう。そのために、ワークアウトに費やす時間を、自分のために使う譲れない時間にする必要がある。「エクササイズを優先させることができない」、「仕事や子どもが最優先だから」と言う前に、「自分をいたわることが、周囲にもプラスになる」ということを認識する必要がある。エクササイズは心身にプラスの効果をもたらすことが実証されており、従業員や親としてのあなたを向上させてくれる。エクササイズによって最高の自分になることができるのだ。

自分のパターンや人生を本気で変えたいなら、自分自身を愛して、セルフケアを優先させる決心をすること。自分自身にこう言ってみよう。「私は重要。私には価値がある。今日は、いつもインスタグラムに使っている時間でエクササイズをしよう」と。そうしたことはやがて、昔の同僚やポップスターの言動をチェックするよりも、もっと充足感をもたらすものになっていくだろう。「明日は、スマートフォンに費やす時間をカットして、代わりにエクササイズを優先させよう」と誓おう。あなたにはそれだけの価値があるのだから。