グローバルに考え、ローカルに行動する。ビリー・アイリッシュと一緒に始めよう。

Talking Trash - ゴミについて考える:気候変動に関する対話

4月22日は、地球環境について考え、行動する記念日「アースデー(地球の日)」。アヤナ・エリザベス・ジョンソン博士とビリー・アイリッシュが、気候変動についてトーク。グローバルに考え、ローカルで行動を起こす意味を掘り下げる。あなたの声を届けるために、今できることとは?

最終更新日:2021年9月27日
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      地球を救うために、私たちみんなができること

      アヤナ・エリザベス・ジョンソン博士

      ビリー・アイリッシュと語り合ったのは、気候変動問題の解決に貢献したいという共通の思いについて。再生可能エネルギー、交通機関の電化、再生可能な農業、生態系の回復など、解決への手がかりは身の回りにたくさんあります。さまざまな話題から、いくつかの主要なテーマが浮かび上がりました。

      1. 一人ひとりが影響力を行使して、具体的な方法で貢献できます。科学者、アーティスト、アクティビスト、教師、生徒、管理職、農業従事者、法律家、トレンドセッター、ウェブ開発者など、あらゆる人にそれぞれの役割があります。
      2. 価値観や文化を大きく変える時が来ています。その道を切り開いているのは若者たち。声を上げ、環境保護を実践したり、投票などを通じて現状を変えていくことで、気候変動に対処し、サステナブルなファッションや環境政策を実践していきましょう。
      3. 正しい情報を得ることは不可欠ですが、それだけでは足りません。必要なのは行動です。

      自分に何ができるのか?

      いちばん多い質問はこれです。本当に多くの人が、自分にできることを探しているのは嬉しいことです。

      長年にわたって、私は「あなたが得意なことは何ですか?」と聞き返してきました。気候変動に関する活動では、みんなに同じ行動を呼びかけるのが定番でした。デモ行進、投票、寄付、スローガンの拡散。すべて大切なことですが、個々人の才能を発揮するように求めて来なかったのは反省点です。

      質問への答えは続きます。「あなたに何ができるのかではなく、私たちに何ができるかも考えましょう」。つまり仲間を見つけて、気候変動の問題に対するグループを作るのです。この活動は、たった一人ではできません。グループに参加したり、組織でボランティアをしたり、チームで行動する必要があります。

      自分たちが一番役に立てる方法を、よく理解している学生たちと何度も話し合ってきました。そして私が出した答えは、この概念図で表せます。円が重なる部分に注目してみてください。

      1. あなたが得意なことは?
      2. やるべきことは?
      3. 楽しいと思うことは?
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          円が重なり合う中心の部分に、できるだけ多くの時間を費やしてみてください。これは、私達がこれから長い時間をかけて続けなくてはいけない活動です。無理するのではなく、楽しみながら出来る活動にしましょう!

          ※日本語を見るには画面右上のCCをクリックして字幕をオンにしてご覧ください

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              ※日本語を見るにはCCをクリックして字幕をオンにしてご覧ください

              Talking Trash - ゴミについて考える:気候変動に関する対話

              シンガーソングライターのビリー・アイリッシュと海洋生物学者のアヤナ・エリザベス・ジョンソン博士(気候変動の専門家)が、それぞれロサンゼルスとブルックリンからトークに参加。関心の対象や注力の目標を定めながら、グローバルに考え、ローカルに行動する方法について話し合った。

              「アクティビストじゃなくても、正しいことは伝えられる」

              ビリー・アイリッシュ

              ビリー・アイリッシュは、これまでも気候変動に対する懸念をたびたび表明してきた。気候変動は、ビリーの音楽、仕事相手、スタジアムでのツアーにも影響を与えている。コンサート会場では、プラスチック製のストローを排除し、観客に自前のウォーターボトルを持参するよう求めている。だがビリーは満足せず、いつも貪欲に学ぼうとする。アヤナ・エリザベス・ジョンソン博士は、科学と政策の分野で豊富な経歴がある。沿岸都市の未来を考えるシンクタンク「アーバン・オーシャン・ラボ」の共同設立者であり、気候変動対策を主導する女性たちの支援機関サポートする「The All We Can Save Project」の共同設立者としても活躍。気候変動対策に関するポッドキャスト「How to Save a Planet(地球を救うためにできること」の制作にも参加している。

              「気候問題の公平性を実現するには、誰もが平等に健康で安全な生活を送る機会を得られるようにしなければなりません」

              アヤナ・エリザベス・ジョンソン博士

              声を上げることや、楽観的な視点を忘れないことの大切さを語り合った2人。すべての行動が結果につながり、最も重要なのは努力し続けることだという結論に至った。

              ヒント:気候問題の公平性を支援する10つのヒント

              シーエー・バスティーダ

              公開日:2021年4月21日