ペガサスの歴史

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最も人気のあるランニングシューズのすべてを、アーカイブから紐解こう。

最終更新日:2024年5月29日
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ペガサスの歴史

信じがたい話だが、Nikeで最も人気のあるランニングシューズが、一時ラインから外されたこともある(結果、それはすぐに終わった)。

1982年にペガサスが発売されたとき、Nike Airはまだ比較的新しかった。 それまではフルレングスのAirユニットが用いられていた。 ところが、ペガサスの登場により、ヒール部分にのみAirが配置されるようになった。かかとは、ほとんどのランナーの足が地面に接触する際に最初に着地する場所だ。

ペガサスの歴史

Nike Air、ワッフルアウトソール、新しいフォームを組み合わせたペガサスには、反発力に優れたクッショニングで業界をリードし、ランナーから愛される要素が揃っていた。 初月に8,000足を販売。 約1か月後には、35,000足以上を販売。 1983年上半期には、30万足以上を販売。

ペガサスの歴史

技術的要素を備えながらも手頃な価格のペガサスは、1993年まで比較的安定した人気を誇っていた。 しかしペガサスの成功にかげりが見え始め、それは数年続いた。 新たに導入されたいくつかの機能 — スパンデックス製のスリーブ、硬めのアッパー、かかと部分のビジブルAirユニットなどは、ランナーの共感を呼ぶものではなかった。

ペガサスの歴史

そこで、このシューズをラインから外すことが、シリーズを救う唯一の方法だと判断されたのだ。 チームは「基本に立ち返る」を信条に、リセットに取り組んだ。 1998年秋に一度姿を消し、2000年秋に復活したペガサスは、新たに創設されたバウアーマンシリーズの一部であるコレクションとして生まれ変わり、一貫性と信頼性のある、ランナーによるランナーのためフットウェアとして再び走り始める準備を整えた。 2001年、ペガサスは発売初年度で約1,900万ドルの売り上げを達成。

ペガサスの歴史

他のフットウェアスタイルですでに人気のあった、キレと反発力に優れたZoom Airが、2010年にペガサスにも採用された(そして今日に至るまで、ペガサスのAirとして愛用され続けている)。 その後、アッパーの通気性が強化されたり、洗練されたデザインでシリーズの外観がリフレッシュされたりなど、数々のアップデートが行われた。 35番目のエディションでは、シューズに沿った曲線をつけたユニットにフルレングスのZoom Airが初めて導入された。 ではペガサスの人気に衰えはなかっただろうか? 結果、12か月で実に1,200万足の販売が達成されたのだ。

その後20年間にわたり、ペガサスはランナーのための信頼できる人気アイテムとして、その地位を確立してきた。一方、Nikeデザインチームはアスリートと共にイノベーションにこだわり、性能を微調整することで、ペガサスを1つの高性能シューズから、あらゆるランニングに対応したソリューションを備えたシューズシリーズへと拡大していった。

ペガサスの歴史

この夏、Nikeは、新しいフルレングスのReactXフォームミッドソールと、Air Zoomユニットを前足部とかかとに搭載した、ナイキ ペガサス 41(写真上)を発売する。 Pegasusシリーズに初めて搭載されたReactXフォームは、Reactフォームよりも高いエネルギーリターン率を提供するとともに、二酸化炭素排出量を削減する。

2024年のPegasusシリーズには、さまざまなニーズ、機能、そして地形に合わせたあらゆるシルエットのシューズが含まれており、履きやすいタイプのイージーオンから、トレイル用、防水タイプ、防寒タイプまで揃っている。 あらゆるランナーやランに対応するペガサスで、自分にぴったりの一足を見つけよう。 あなたのエネルギーを無駄にしないで。 ペガサスで走ろう。

公開日:2024年5月21日

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