デッドリフトにおすすめのNikeシューズとは?
購入ガイド
ランニングシューズは、筋力トレーニングであるデッドリフトには適していない。 デッドリフトのためだけに開発されたシューズが、安全と成功に重要な役目を果たす理由について解説しよう。
エクササイズのルーティンに筋力トレーニングを効果的に加えたい場合、ぜひ試してほしいのがデッドリフトだ。 デッドリフトは、全身ワークアウトの要素として組み込まれることが多いほか、パワーリフティング競技で選手が行っているのをよく目にするエクササイズの一つでもある。
複数の筋肉を鍛えられる効果的なエクササイズであり、安定性やバランス感覚の強化にも役立つ。 しかし、このエクササイズの効果を最大限に高めるためには、ジムに行く前に適切なデッドリフトシューズを用意する必要がある。
デッドリフトで使う筋肉群
- 腰
- 臀筋
- 下半身
- コア
- 背中
デッドリフトは、体の背面をターゲットにした数少ないウェイトリフティングエクササイズの一つだ。 他のエクササイズでは、体(特に脚)の前面に負荷をかけることが多い。 体の前面を鍛えるのも重要だが、背面の筋肉群を活性化させると腰痛を抑えるのに役立つ。
実際、スクワットとデッドリフトには、筋肉に抵抗を加えることで、特に骨密度を改善する効果がある。 このメリットを得るためにも、ぜひ適切なウェイトリフティングシューズを用意して、正しいフォームを身につけよう。
適切なデッドリフトシューズの着用
良いデッドリフトシューズは、デッドリフト特有の足の使い方に対応する。 他のエクササイズと異なり、デッドリフトでは足をしっかりと固定したまま、体の他の部位を動かさなければならない。 そのニーズに応える、良いデッドリフトシューズの条件は次のとおり。
- 他のランニングシューズやトレーニングシューズによく見られるような厚めのクッショニングやパッドを底に備えていない、ミニマルなデザインであること。 デッドリフトのエクササイズでは、足をフラットにして、できる限り足とフロアの距離を近づける必要がある。
- ずれを最小限に抑える、完全にフラットなソール。 ウェイトリフティング中に足が滑ると非常に危険なので、ヒールの高いシューズは避けるべきだ。
- 足首とアーチ周りをしっかりサポートする、ストラップ付きの履き口。 他の種類のエクササイズと異なり、デッドリフトではこの2つの部位を使う。
これらの特性はデッドリフトシューズ固有のものといえる。そのため、ランニングシューズやウォーキングシューズと並べると、デッドリフトシューズは見た目も個性的で、 探せばすぐに見つけられるはず。 デッドリフトに最適なNikeシューズを確認したい人は、メトコン、ロマレオス、サバレオスを検索してみよう。
ランニングシューズはデッドリフト向けにデザインされていない
1.デッドリフトをするとき、ランニングシューズを履いて行うとバランスが崩れる恐れがある。
ランニング用にデザインされたシューズは、ランニングの動作に対応するために、前後の動きをサポートするようにできているからだ。 デッドリフトをするには、足をフラットに床に密着させ、動かないようにするシューズが必要。
2.ランニングシューズに搭載されているクッショニングの量も、デッドリフトには適していない。
デッドリフト中は、できる限り足と地面の距離を近づけた状態にすることが最も安全だ。 ほとんどのランニングシューズは、連続するステップの衝撃を吸収するために底に厚みのあるクッショニングを備えている。 そのため、デッドリフトを行うときに着用すると、バランスを維持するのが難しくなることがあるのだ。
3.ランニングシューズは軽すぎる場合が多い。
ランニングシューズの素材は、多くの場合、ランニングに必要な動きやすさを確保するために、通気性と軽さを追求してデザインされている。 これに対し、デッドリフト専用シューズは、重さがあり、合成皮革とフラットなラバーソールがよく使用される。 しっかりした、ヘビーな構造のシューズはデッドリフト中に身体にかかる極度の負荷をサポートするのに役立つ。
4.ランニングシューズは、足のさまざまなエリアをサポートする。
しかし、ここで注意しなければならないのは、足首のサポート性と動かしやすさだ。 ランニングシューズは、デッドリフトでバランスを維持するために必要な足首周りの性能を重視してデザインされていない。 足首の動かしやすさが不十分だと、失敗や負傷のリスクが高まる。
5.ランニングシューズを履くと、ウェイトをより重く感じる。
わずかな違いのように思えるかもしれないが、ランニングシューズのクッショニングは数センチの厚みがあるため、地面からウェイトを上げて下ろすまでの距離が長くなる。 そのため、1回目は何の影響もないように感じても、レップを重ねるうちに負荷が蓄積されていく。 距離が長くなることで、ワークアウトをこなすのが少しだけ難しくなっていくのだ。
デッドリフトの正しいやり方
コアを腰、脚、臀筋とともに使って、バーを上げていく。 直立姿勢になるまで持ち上げて、視線を前に向ける。
バーを体から離さないようにしながら下ろす。 もう一度リフトを行う前に、完全に全重量をフロアに置く。