適切なニースリーブを着用し、スクワットのサポートを強化

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タフなワークアウト中には、ちょっとした膝のケアが必要なことがある。 ニースリーブは、トレーニング代わりにはならないが、膝のケアには有効だ。 このガイドを読んで、ニースリーブの使い方をマスターしよう。

最終更新日:2021年12月31日
この記事は6分で読めます
二―スリーブでスクワットを向上

膝は関節の中でも、さまざまなストレスが絶えずかかる場所だ。 どうしても膝が痛くて仕方がないときは、エクササイズを休んだ方がよいと思うかもしれない。 しかし、ランニングなど体重の負荷がかかるエクササイズは、関節の軟骨の質や強度の改善に確実に効果がある。また、スクワットやランジなどの筋力トレーニングは、膝関節周りの筋肉を鍛え、痛みやケガの予防に役立つ。

ワークアウトルーティンを始めたばかりのときにスクワットをすると、膝の痛みや凝りを悪化させてしまう可能性がある。 スクワットをゆっくり行えば緩和する場合もあるが、他にサポート性の高いものを使って痛みを軽減しながら、膝を鍛えていく方がよいだろう。 正しいフォームでスクワットを行い、痛みや腫れを軽減するのに効果的なのがニースリーブだ。 ここでは、これだけは知っておきたい、というニースリーブのポイントを紹介する。パワーリフティングに打ち込んでいる人にも、ランやワークアウトのときに使う膝用サポーターがほしいという人にも役立つはずだ。

スクワットでニースリーブを使用するメリット

ニースリーブは、スクワットやデッドリフト、膝を使うウェイトリフティングやパワーリフティング系の運動に有益だ。 ウェイトリフティングのワークアウト中に着用が必須というわけではないが、パワーリフターや膝が弱い人は、高重量を持ち上げたり、膝に負荷のかかるプライオメトリック運動を行ったりする際に、ぜひニースリーブの使用を検討してみよう。 ニースリーブは、すでに痛めてしまった膝のケガの治療目的で使用するものではないが、ウェイトリフティングやパワーリフティングを行う際にさまざまな面で効果を発揮する。

  1. 1.サポートと調整

    ニースリーブは、膝関節をサポートし、可動域を制限することなく膝蓋骨の動きを制限する。 これにより、今後、膝がケガするのを防ぐことができる。 また、ニースリーブは固有受容感覚や膝の姿勢を把握する力も高めるため、スクワットの姿勢改善のほか、ウェイトリフティングやパワーリフティングでの正しいアライメント作りに役立つ。

  2. 2.痛みや腫れの軽減

    着圧ニースリーブは、膝の血流を増加させ、膝を温めることで、痛みや腫れを軽減する。 膝を痛めている人が筋トレの際に着圧ニースリーブを使用すれば、痛みの軽減が期待できる。ただし、筋力アップやパワーリフティングのテクニック向上の効果はないので、誤解しないようにしてほしい。

  3. 3.リカバリータイムの短縮

    2020年のレビュー論文では、着圧作用により、アスリートのエクササイズ後の回復が早まると報告されている。 着圧タイプの衣類を着ると、筋組織から毒素が除去されやすくなる。 圧がかかることで炎症や乳酸の蓄積が抑えられ、筋振動が最小限にとどまり、タフなワークアウト後の痛み防止になるのだ。 リカバリータイムが短くなれば、ルーティンに組み込む筋力トレーニングのセッションの回数を増やすことができ、より早く身体を鍛えることにもつながる。

自分に最適なニースリーブの選び方

  • 正しい厚さを選ぶ:ニースリーブには、ワークアウトのタイプ別に開発された、さまざまな厚さのものがある。 厚さ3mmのニースリーブには、通常、ジムでの筋力トレーニングや持久力トレーニングに十分なサポート性がある。厚さ5mmのものは、クロストレーニングでのさまざまな動きに最適なため、クロスフィットでよく使用される。厚さ7mmのものは、優れた安定性を誇るため、多くのパワーリフターが愛用している。

  • 主要な機能に注目する:多くのニースリーブはネオプレンで作られているため、保温性はあるが、ポリエステルやナイロンのような繊維に比べて通気性に劣る。 汗をかきやすい人には、湿気対策に重点を置いて作られたNike Dri-FITの生地のニースリーブがおすすめだ。 他には、滑りにくいものや、上下左右に伸びるタイプのものも検討してみよう。 また、膝回りにクッショニング性のあるフォームを搭載したニースリーブもある。

  • 最適なフィット感のものを選ぶ:血液循環を止めたり、膝回りの皮膚を挟んだりせず、心地よくフィットするニースリーブを選ぶことが大切だ。 サイズの測り方を紹介しよう。まず膝を伸ばし、巻き尺か糸と定規を使って、膝小僧の中心回りを測る。 この数値をもとに、Nikeのニースリーブのサイズ表を確認しよう。

よくある質問

ニースリーブとニーブレースの違いは?

ニースリーブは、一般的にアスリートが膝のケガ予防のために使用するものだ。一方、ほとんどのニーブレースは、膝をサポートしたり動きを制限したりすることで、膝のケガを治療する目的で作られている。 機能性を持つニーブレースは、主に靭帯を損傷したときのサポート用に処方される。リハビリ用のニーブレースは、ケガや手術の直後に使用される。またアンローダーのニーブレースは、変形性膝関節症のサポートを目的に開発されたものだ。 コンタクトスポーツ用のニーブレースもあるが、ケガの予防を重視する多くのアスリートやリフターは、ニーブレースではなくニースリーブを着用している。

ニースリーブとニーラップの違いは?

ウェイトリフティングの競技選手は、ニーラップを使用することがある。ニーラップは、スクワット中の立ち上がる動きの際に、力を補うようにデザインされている。 高重量を持ち上げるパワーリフターを補助する働きのあるニーラップは、大腿四頭筋腱にかかる張力を軽減し、大腿四頭筋をケガから守る。 リフターとしての目標が、4年に一度のスポーツ祭典で行われるパワーリフティング競技への出場ではなく、単に個人的なフィットネスであれば、膝の保護にはニースリーブで十分だろう。

着圧ニースリーブの効果とは?

着圧ニースリーブは、血流を増やして膝全体を温めることで、炎症や痛みに効果を発揮する。また、パワーリフティングやウェイトリフティングのルーティンに組み込まれたスクワットやデッドリフトを行う際に、膝をサポートし、正しい位置に調整してケガを防止する。

ニースリーブのお手入れ方法は?

クロスフィット、パワーリフティング、ウェイトリフティングなど使用目的にかかわらず、使用後はニースリーブを裏返して乾燥させること。 洗濯機を使用する場合は、冷水で、優しく洗うコースで洗うことが可能だ。 洗剤は普段使っているものを少量入れ、 洗濯後はニースリーブを自然乾燥させよう。 ニースリーブが特に臭うときは、洗う前に蒸留ホワイトビネガーに浸しておいてから、前記の手順で洗濯するとよい。

公開日:2021年12月15日

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