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ディナ・アッシャー=スミス
最終更新日:2021年5月14日

ブラ、生理痛、月経。これらはタブーな話題だろうか?ディナ・アッシャー=スミスにとっては違う。次世代の女性アスリートのために、風向きを変えていく彼女のインタビューをチェック。

短距離走者であるディナは、キャリア序盤の段階で、達成できないことにはこだわらないことを学んだ。世界チャンピオンとなったこの短距離走者が打ち破っているのは記録だけではない。これまで避けられていた女性にまつわるトピックを議題に挙げることで、スポーツ業界の古い女性観を塗り替えているのだ。今回ディナとインタビューを交わし、1人の若い女性として抱いている願望、「新しいロールモデルになること」について語り合った。

身体に対する考え方が変わったようですが、スポーツによる影響はありますか?

ディナ・アッシャー=スミス:
どんなときも、スポーツが身体の見方に決定権を持っていました。また、自分の期待や記録を越えると、自尊心が生まれます。ただ、スポーツとは違う世界で若い女性たちと話すときに気づくのですが、他の部分でプライドを育んでいる人もいるみたいですね。身体という見た目を比べて生まれた自己肯定感は、不安をもたらす可能性があります。

「どんなときも、スポーツが身体の見方に決定権を持っていました」

– ディナ・アッシャー=スミス

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アスリートになるには、完璧な自分でいるべきというような考え方がありますが、この説にとらわれてしまっている女性に向けたアドバイスをお願いします。

ディナ:完璧を追求するのをやめた方がいい、と周囲の人をよく励ましています。完璧よりも、成長や輝ける自分を目指していきたいです。完璧に当てはまらなくても、自分を責めないでください。完璧でなくても、あなたは素晴らしい存在なんです。

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「完璧に当てはまらなくても、自分を責めないでください。完璧でなくても、あなたは素晴らしい存在なんです」

– ディナ・アッシャー=スミス

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ブラ、生理痛、月経といったテーマを、特に若い女性に向けてよく話していますよね。なぜこういうことを重視しているんですか?

ディナ:プロのスポーツ界に入ってから、女性の身体にまつわることは話題にしづらい雰囲気がありました。この経験談を年下の女性たちに話すときに一番聞かれるのは、スポーツブラについて。思春期に入ってスポーツがライフスタイルの一部になると、ブラの悩みを抱えるんです。大人がこういった話題に真っ向から向き合うのが大事。

「大人がこういった話題に真っ向から向き合うのが大事」

– ディナ・アッシャー=スミス

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女性アスリートの実情を若い女性に伝えるなら?

ディナ:すごく楽しいと伝えたいですね。女性アスリートであることが、たくさんの自信をもたらしてくれて、自分の可能性を広げてくれた。それに努力すればどんなことも実現できます。スポーツはそれをリアルタイムで体験できる、素晴らしい手段。日々、自分をアップデートできるんです。

「努力すればどんなことも実現できます」

– ディナ・アッシャー=スミス

監修:ラス・オッサイ @ruthossaistudio
撮影:ソフィー・ジョーンズ @sophographylondon

ディナとNikeのチャレンジ、Play Newをチェック。一緒に歩もう。

※日本語を見るにはCCをクリックして字幕をオンにしてご覧ください

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理想のブラを見つける

「若い女性からよく聞かれるのは、正しいスポーツブラの探し方」とディナは言う。これにはNikeも同感だ。そこで、バストサイズとアクティビティレベルに沿った適切なブラを探せるガイドをひとつにまとめた。スポーツブラの悩みはそれくらい重要なのだ。

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公開日:2021年5月14日