ランニングシューズとウォーキングシューズの違いは?

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足を動かし続けるためには、身体活動の種類に合ったシューズを履くことが重要だ。

最終更新日:2022年1月8日
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ランニングとウォーキングとで違うシューズが必要?

ランニングとウォーキングのどちらにも、健康上のメリットがたくさんある。 ランニングは、筋肉と骨の強化に役立つ、優れた有酸素運動だ。 カロリーを燃焼し、健康的な体重を維持し、心臓の状態を改善する効果もある。

ウォーキングの動きはランニングよりゆっくりだが、独自の健康効果がある。 ウォーキングでは、思っているよりも多くの筋肉を使い、脚と体幹を連動させる。 つま先の筋肉さえも使って前進し続ける。 ウォーキングは、心血管系の健康状態や体全体の調子を改善するだけでなく、ストレスを軽減し、夜の睡眠の質を高めるためにも効果的だ。

ウォーキングでもランニングでも、適切なタイプのシューズを履くことが重要だ。そうすれば、筋肉の張りや痛みを抱えることなく、成果を生む効果的なワークアウトを行うことができる。 ランニングシューズにもウォーキングシューズにも、確かな違いを生み出す力がある。

フットワークの違い

シューズは、ランニング用とウォーキング用に分けられる。それぞれのアクティビティで動きが異なるからだ。 長期的に見て、どちらのアクティビティにも適したシューズは存在しない。

ランニングとウォーキングでは、着地時の足の動きが異なる。 その違いは、ランニングでは両足が地面から離れるタイミングがあるのに対し、ウォーキングでは常に一方の足が地面についていることだ。 ランニングでもウォーキングでもかかとから着地するが、ウォーキングでは重心がすぐにつま先に移動する。

また、この2つのアクティビティでは、足にかかる力の量が異なるため、体重の分散にも違いがある。 ランニングでは1回のステップで足と脚の全体に体重の2〜3倍もの負荷を分散するが、ウォーキングでは1〜2倍程度だ。

ランニングとウォーキングのそれぞれの足の動きに対応するために、フットウェアのタイプごとに機能がカスタマイズされている。 だから、ランニングシューズウォーキングシューズがあるのだ。

ランニングシューズの特長

多くのランナーにとって、外に出て地面の感触を味わいながら飛ぶように道路を駆け抜けるのは、エクササイズのためだけではない。 しかし、不適切なシューズを履くと、その情熱が失われてしまう。 実際、ランニング用ではないシューズや十分なクッション性のないシューズを履いて走ると、足や脚の筋肉などをひどく痛めてしまう可能性がある。

そうならないためには、以下の特長を複数備えているランニングシューズを選ぶ必要がある。

●耐久性と通気性に優れたアッパー(メッシュが好ましい)

●すばやい動きをサポートする軽量構造

●きつすぎず、ぴったりフィットして足を固定する、安定感のあるヒール

●リフレクティブ(再帰反射)素材(夜間にランニングをする場合)

●クリーニング時や摩耗した場合に簡単に交換できる、取り外し可能なインソール

●長距離ランに適した抜群のクッション性と耐久性

●さまざまな地形に対応する確かなトラクション

ランニングシューズを選ぶときは、スタイルも重要だが、最優先にしてはならない。 クールなデザインだが、ぴったりフィットしないシューズや、十分なクッション性のないシューズを選ぶと、重度の水ぶくれができてしまう可能性がある。

適切なランニングシューズを選ぶ際は、水ぶくれの主な原因であるフィット感に注意しなければならない。 自分の足のサイズを把握していても、新しいランニングシューズを買うたびに必ず試着をしよう。 サイズが変わっていないとは限らないし、フィット感はシューズによって異なる。 きつすぎないこと、 つま先を自由に動かせることを確認しよう。

ウォーキングシューズ選びの重要なポイント

ランニングシューズとウォーキングシューズには同じ機能もあるが、すべてが同じというわけではない。 ほとんどのウォーキングシューズは、適度なフィット感で、軽い履き心地とある程度の衝撃吸収性を兼ね備えている。 多くのウォーカーはエクササイズのたびにかなりの長距離を歩くため、常に足を大切にしなければならない。

優れたウォーキングシューズには、安定性、柔軟性、快適性の3つの要素が不可欠だ。

●足をどのように動かしても、バランスの取れた履き心地で、安心感がある。

●ウォーキング中にかかとからつま先まで足を滑らかに動かせる。

●つま先もかかともきつすぎることなく、足が固定される。

●十分な重さがあり、安定感が持続する。

最適なフィット感のウォーキングシューズを選ぶために、新しいシューズを買うときは必ず両足を測定しよう。 足のサイズが左右で異なる場合は、大きい方の足に合わせる。最後にシューズを買ったときから足のサイズがまったく変わっていないと決めつけてはならない。

また、フィット感を確認するために、ウォーキング時と同じタイプのソックスを着用しよう。 左右両方のシューレースをしっかりと結んで、店舗内を歩いてみる。 自宅にいる場合は、周辺を一周して、違和感がないことを確認する。 ウォーキング時と異なるソックスを着用してシューズを試した場合、適切なフィット感であるという確証が得られず、そのシューズで初めてウォーキングするときにとても不快に感じる可能性がある。

どんなスピードでも最後まで楽しむ

日々のワークアウトとしてウォーキングを選ぶかランニングを選ぶかは自分次第だが、適切なシューズの特長を知っていれば、より快適に足を動かし続けることができる。 心地良いフィット感、適度なクッション性、優れた通気性を備えたシューズを選び、軽快な足取りでゴールを目指そう。

よくある質問

ウォーキングの際にランニングシューズを履くべきか?

ランニングとウォーキングでは足の動かし方が大きく異なるため、アクティビティに合ったシューズを履いた方がよい。 しかし、本当に重要なのは快適かどうかだ。 ランニングシューズの方が快適なら、ウォーキング時にランニングシューズを着用してもかまわない。 その逆もまた然りだが、 ウォーキングシューズは、クッション性とサポート性が不足していて、ランニングの激しさに耐えられないことがある。

ランニングシューズのシューレースはどのように結ぶのが最適か?

シューレースの結び方はたくさんあるが、 ランニングとウォーキングに最も適しているのは、ループ式の結び方だ。 「ランナーズノット」とも呼ばれるこの結び方なら、でこぼこの地形でランニングやウォーキングをする場合もぴったりフィットし、足の甲の快適さが持続する。

ランニングシューズやウォーキングシューズを買うのに最適な時間帯はいつか?

足は日中にむくんでいくので、夕方にシューズを買うのがベストだ。 朝一番にシューズを試着した場合、夕食の時間までに小さすぎると感じるようになり、翌日再び店舗を訪れて返品することになるかもしれない。 ほとんどの人の足は午後4時頃までにむくみが止まるため、その後に買いに行くとよい。

新しいランニングシューズやウォーキングシューズは履き慣らす必要があるか?

その必要はない。 ちょうど良いフィット感のシューズなら、履き慣らし期間を設けなくてもよい。 最初から普段どおりにランニングやウォーキングができるはずだ。 また、初めから快適ではないシューズが、その後にちょうど良くなることはない。

適切なサイズのシューズを選ぶために注意すべきその他のポイントは?

適切なシューズを見極める際は、長さだけでなく、幅も重要だ。 特にランニングやウォーキングのすべての動きに対応するには、全体がぴったりフィットするシューズでなければならない。 サイズを決めるために足の長さを測定するときは、幅も必ずチェックしよう。

公開日:2021年12月30日

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