アスリートのレシピ:ダレル・ヒル、カリフラワーのパワーを知る
Coaching
食物不耐性と闘うプロの砲丸投げ選手が、シェフのキア・ダモンのグレインフリーのお粥で「自らのパワーを再発見」。
ビデオシリーズ「アスリートのレシピ」では、プロのシェフとプロのアスリートが毎回ハイクオリティな料理をご紹介。
多くの人々と同じように、プロの砲丸投げ選手ダレル・ヒルにとっても2020年は大変な1年になった。簡単に説明しよう。まず、4年に1度の世界大会への出場が延期になった。平等な社会を実現するための日々の闘いに疲れ果てた。おまけに、自分が食物不耐性であることを知ったのだ。自分のYouTubeのクッキング動画で食いしん坊を公言していただけに、それは彼にとってつらいことだった。しかし幸運にも、ブルックリンのスターシェフ、キア・ダモンが彼の(食物に対する)試練に共感を寄せている。今回の「アスリートのレシピ」のエピソードでは、新たに友人となった2人が、おなかの調子を和らげるカリフラワーのお粥を作りながら、自分たちの心を刺激するトピックについて深く掘り下げる。ビデオを上から視聴、レシピを以下から確認して、クッキングにトライしてみよう。

材料(4人分)
- アガベ 大さじ3
 - ターメリックパウダー 小さじ1½
 - カイエンペッパー 小さじ¾
 - キャノーラオイル ½カップ(分割して使用)
 - 塩、挽きたてのブラックペッパー(適宜)
 - 鶏モモ肉(骨、皮を除く) 4本
 - すりおろしたカリフラワー 1個分
 - ギー 大さじ2
 - 2インチの生姜(皮をむいて千切り) 1個分
 - ニンニク(みじん切り) 4片分
 - エシャロット(小さい角切り) 2個
 - 魚醤(適宜)
 - 緑茶(あればほうじ茶)ティーバック 1個
 - 新鮮なマイタケ(薄切り) 4オンス
 - キサンタンガム 小さじ1
 - チリオイル(適宜)
 - 刻んだコリアンダー(付け合わせ)
 - ネギの斜め薄切り(付け合わせ)
 
調理器具
- ボックスグレーター
 - ボウル(大)
 - フライパン(大)
 - スプーン(大)
 - 鍋(大)
 - グリルパン
 - トング
 - 包丁
 - まな板
 
作り方
ボウル(大)に、アガベ、ターメリック、カイエンペッパー、キャノーラオイル¼カップ、塩コショウを入れ素早くかき混ぜる。そこに鶏モモ肉を入れ、まぶすように混ぜる。
フライパン(大)でカリフラワーがしんなりするまで中火で炒める。鍋(大)にギーを入れ中火にかけて溶かす。生姜、ニンニク、エシャロットを入れ香りが立つまで炒める。味付けに塩をひとつまみ入れる。すりおろしたカリフラワーを加えてさらに5分炒める。水4カップとティーバッグを加えて、軽く沸騰させる。5分後ティーバッグを取り出し、炒めたカリフラワーに少量の魚醤とブラックペッパーで味付けをする。
それと同時に、グリルパンに大さじ2-3杯のキャノーラオイルを入れて中火にかける。そこに鶏モモ肉を入れ、焼き色がつくまで両面を焼く(約12分または肉の最も厚みのある部分の温度が食肉用の温度計で165度になるまで)。肉を取り出す。
大さじ2-3杯のキャノーラオイルでマイタケをしんなりするまで炒める。塩で味付けする。
キサンタンガムを炒めたカリフラワーに加え、とろみがつくまでかき混ぜる。好みに合わせてお粥の味を調味料でととのえる。2つのボウルに取り分け、薄切りにした鶏モモ肉、マイタケ、チリオイル、コリアンダー、ネギを載せる。