「今」を感じるための3つの方法
コーチングと食事
最終更新日:2020年9月4日
by ブランデン・コリンズワース

日々の細々したことから離れて心を休め、自分自身に集中しよう。
昨今では、今この瞬間に集中する感覚が非常に衰えやすくなっている。私たちは、現在の世界情勢、仕事、友達、メディアなどから常に押し寄せてくる情報と格闘している。こうした情報の氾濫があまりに圧倒的なために、今という瞬間から切り離されてしまっている。
幸い、シンプルなマインドフルネスツールを活用することで、コントロールを取り戻し、瞬時に心を落ち着け、エネルギーを取り戻すことができる。意識を集中させ、クリアにさせたいときは、次のテクニックを試してみて欲しい。
- 1分間、意識的に呼吸をしよう。 私がクライアントに呼吸の重要性を強調するのには、十分な理由がある。まず、呼吸は思考を瞬時に変えることのできる強力なツールであるためだ。また、誰もが新たな常識に順応しようとしている世界において、呼吸のような単純な行為に大きな影響力があるということに、新鮮な驚きがあるからだ。およそ5秒かけて深く息を吸い、5秒かけて吐くという動作を1分間繰り返す。呼吸と、息が出入りする音に完全に集中してみよう。
- 自分自身と再びつながろう。 ほぼ一日中、あらゆる方向から常にメッセージや情報が流れ込んでくるのは、大きな負担だ。しかしありがたいことに、スイッチを切って充電をするという選択肢を私たちは常に持ち合わせている。あらゆるデバイスとの接続を切断し、数分間自分自身に意識を合わせてみよう。におい、音、色など、自分の周囲のあらゆるものに意識を集め、ただそこに存在していよう。ほんの数分間でも、こうしたマインドフルネスを実践することで、瞬時に心を落ち着け、この瞬間に意識を戻すことができる。
- パワーマントラを繰り返し唱えよう。 パーソナルな目標を声に出すことで、瞬時にエネルギーを高め、今、この瞬間に戻ってくることができる。僕は自分に集中したいとき、「All in on all in」と繰り返し唱える。この言葉には、トレーニング、ヨガの練習、仕事、愛する人たちとの間で、壁にぶち当たり、これ以上前に進めないと思ったときに、「まだ先がある、もっとできる、壁を乗り越えた先に素晴らしいことが待っている」という意味がある。こうしたことを自分なりに実践して、自分の心に深く響く自己肯定を考えてみよう。愛と思いやりに基づいたポジティブなエネルギーを与えてくれる。自分に集中したくなったらいつでも、頭の中で、または声に出して繰り返し唱えてみよう。
自分の周囲で起こるあらゆることをコントロールすることはできないが、自分がどう対応するかはコントロールできるということを心に留めていて欲しい。こうしたテクニックはシンプルであるが、そのシンプルさにパワーが秘められている。こうしたツールは簡単にすぐに利用でき、この瞬間に意識を戻し、人生に前向きになることができるということに気付くだろう。
