就寝前の習慣を作る

COACHING
最終更新日:2020年11月4日

By ジョー・ホルダー

自分だけの就寝前のルーチンを作る

習慣を少しだけ変えることでぐっすりと眠れる

私たちは、幼い子供たちにとって就寝前のルーチン作りが重要であることを知っている。ベッドに入ればあっという間に夢の世界、というはずもなく、子どもたちがリラックスできるプロセスを用意する。

就寝前の習慣を日課にすることが効果的であることを知っているにもかかわらず、大人たちの多くはそうしたルーチンを習慣として取り入れていない。眠りにつくのが難しいと悩む人が多いのも無理はない。

「就寝前の習慣作りは、身体の緊張をほぐして眠りに移行するのに役立つ」

チェリ・マー、Nikeパフォーマンスカウンシル メンバー

就寝前に1時間かけて緊張をほぐすことができれば理想的。しかし毎晩10分もあれば、脳に眠る時間だと合図するには十分だ。

就寝前の習慣作りは、身体の緊張をほぐして眠りに移行するのに役立つ。こう述べるのは睡眠の専門家であるチェリ・マー氏だ。Nike Performance Councilメンバーであり、カリフォルニア大学サンフランシスコ校ヒューマンパフォーマンスセンターおよび医学部の主任研究員を務めている。

「熱いシャワーは睡眠を促すことが証明されていますが、私も就寝前に浴びることが好きです。また脳を刺激するブルーライトを避けるため、スマホやPCをオフに。自分がリラックスできることであれば何でもOK。日記を書いたり、深呼吸のエクササイズを数分間行ったり、本を読んだりといった習慣などでも良いと思います」

毎晩、同じルーチンを数分間行うことで、就寝時間が近いことを感じ取る。私たちは自分たちが思っている以上に、習慣に支配された生き物なのだ。

自分にとって最もリラックスできる方法を決めて、就寝前の10分間に試してみよう。そして、就寝前の大事な習慣として毎晩繰り返してみよう。

公開日:2020年8月16日