Nike Flyleather
Nike Flyleatherとは?
天然皮革のような見た目、質感、匂いを持つエンジニアードレザー素材。水力を利用した画期的な加工法で、リサイクルレザー繊維50%以上と、合成繊維を組み合わせ、従来のフルグレインレザーより気候変動への影響を軽減している。
レザー誕生以来の大躍進
Nike Flyleatherは、レザー製造工程で廃棄されるはずだった、リサイクルレザー繊維を使用。その結果、フルグレインレザーより耐摩耗性に優れ、40%以上軽い素材が誕生した。
廃棄物を削減
従来のレザーシューズの製造工程では、かなりの量のレザーパレットが皮革加工場の床に落ち、最終的に廃棄物として処理される。Nikeはこの廃棄されるはずだったレザー繊維を再利用し、より環境に優しい素材を生み出すことに成功した。
軽量
フルグレインレザーよりも、40%軽い素材。
丈夫
フルグレインレザーより優れた耐摩耗性。
地球環境に優しい
従来のレザーより、気候変動への影響を軽減。
Nike Flyleatherは、レザーをエンジニアードメッシュや、Flyknitのような現代的な高性能素材へと進化させるチャレンジから誕生した。この開発において重要視されたのは、見た目、質感、匂いといったレザーの魅力をそのまま保持すること。
また、従来のレザーの製造工程では、多くのエネルギーと化学薬品が使われるだけでなく、大量の廃棄物が発生するため、レザーに関わる二酸化炭素排出量を減らすことも課題だった。つまり、現代的なエンジニアードレザーを開発するだけでなく、素材の製造工程を見直し、廃棄物や二酸化炭素排出量を減らすことも、目標となったのだ。
「FlyleatherはNikeの最もサステナブルな、エンジニアードレザーです」
ブープシュ・デュア、Nikeマテリアルテクノロジー・ディレクター