大坂なおみのストーリー

ジブンらしく

33年前、ナイキ エア マックスはビジブルAirの導入により既存の商品とは一線を画す、新たなスタンダードを打ち立てた。今シーズン、我々はこのAirの精神を体現するアスリート、アーティスト、挑戦者たちに注目し、彼女らのストーリーをお届けする。

「優秀なアスリートになるためには、偉業を成し遂げた先人のスタイルをなぞる必要がある。」次世代のアスリートたちがよく耳にする言葉だ。だが、大坂なおみは先人のスタイルを真似ることに興味はない。それどころか、これまでのスタイルや型を破ることに余念がない。彼女は独自のスタイルで、ほぼ無名の選手から世界トップクラスのテニスプレイヤーへと成長を遂げた。「ジブンらしくいることで今のポジションにたどり着けた。だから、これからもジブンを貫こうと思う」と彼女は語る。

大坂なおみ。ジブンらしく。

一流アスリートには、相手を圧倒する攻撃的な鋭いプレーが期待される。しかし、大坂なおみは静けさの中に自らのエネルギーを見いだす。「プレー中の心理状態は、とても落ち着いている。怒りとは正反対の気持ち」と彼女は説明する。彼女がコートの上で見せる穏やかさは、オフコートでのアプローチにも見て取れる。試合後のインタビューでは、いつも落ち着いた様子で答える彼女の姿がある。大坂なおみに、オンとオフを切り替えるスイッチはない。私たちが目にしているものが、彼女の本当の姿なのだ。「私は100%自分を出してる。すべて自分の本心からの行動だし、その言動にフィルターをかけることはない」と彼女は語る。

大坂なおみ。ジブンらしく。
大坂なおみ。ジブンらしく。
大坂なおみ。ジブンらしく。

「自分らしくいることで今のポジションにたどり着けた。だから、これからも自分を貫くべきだと思う」

大坂なおみ
アスリート

大坂なおみ。ジブンらしく。

大坂なおみは比類なき存在として、アスリートは結果を重視すべきという考えに挑んでいる。彼女は、自分自身を大きな流れの一部と捉えているのだ。「物事をこうしてやろうという思いはあまりない。流れに任せている感じ」一般的な考え方の型を破ることで、彼女は偉大さにつながる自分だけの道を切り開き、次世代に「未知なるものを受け入れ、ジブンらしさを貫く」というインスピレーションを与えている。

大坂なおみ。ジブンらしく。