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隠れた魅力

エア マックス デラックス OG

意外かもしれないが、Nikeの最も野心的で未来的なシューズの1つ、エア マックス デラックスは、90年台後半にヨーロッパやイギリスで大流行したレイブカルチャーをイメージして作られた。イタリアやイギリスを度々訪れていた当時のNikeのチームは、レイバー好みのワイルドプリントを多用したリフレクティブなアパレルに注目。

デザインチームは、直前にリリースした大胆なランニングモデルのエア マックス 97と98をベースに、レイブの熱狂にヒントを得たシューズの開発に着手した。エア マックス 97をベースにした通称 “Silver Bullet” は、イタリアのオシャレな若者の支持を獲得。その後イギリスやヨーロッパ全土へ爆発的に広まった。発売当初からポテンシャルが期待されていたエア マックス デラックスだったが、結果はそれをはるかに超えるものであった。

Inside The Vault: Air Max Deluxe OG

「エア マックス デラックスは、このシューズがリリースされた1999年当時のNikeと、そこに至るまでのNikeを体現している」。Nike sportswearのプロダクトラインマネージャー、ドミニク・デブナムは述べる。「Nikeは限界をものともせず、挑発的で、前衛的だった」

Inside The Vault: Air Max Deluxe OG

エア マックス デラックスには、エア マックス 97や98と同じ滑らかなフルレングスのエアバッグが使用され、アッパー全体に「挑発的」な要素が配されている。また、Nikeで初めてネオプレン全体にデジタルプリントが施されたシューズでもある。リフレクティブ (再帰反射) 効果が強化され、列数が増えたワイドステッチと相まってパワフルな印象を与える。後部に採用された成型テクノロジーは、1997年にリリースされたエア フォームポジットと同じもの。あらゆるディテールが強い存在感を放つ一足である。

Inside The Vault: Air Max Deluxe OG

2018年にエア マックス デラックスをリリースするうえでの目標は、できる限りオリジナルバージョンに近づけること。「いくつかのルールを破って、Nikeの従来の方法を採用する必要がありました」と、ドミニクは振り返る。「2018年のバージョンでは、ディテールの1つ1つ、ステッチの1つ1つにもこだわって、1999年の雰囲気を忠実に伝えることを重視しました」 。

ドミニクとチームは、エア マックス デラックスのオリジナルバージョンに使用されていたリフレクティブ効果、成型、サテン素材のパイピング、虹色のミッドソールをそのまま継承するべく作業にあたった。シューズはまずオリジナルバージョンのカラーで登場し、次に季節に合わせたカラーと90年代をイメージしたカラーのバージョンが続く。

Inside The Vault: Air Max Deluxe OG

エア マックス デラックス

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