
ウィメンズ エア ハラチ ウルトラ
デザイン誕生まで
1990年代初期のランニングブームにより、数々のクラシックなデザインが誕生。ビジブルNike Airは、当時すでにNikeの最新テクノロジーとして、幅広いスニーカースタイルに採用されていた。フットウェアの次なる進化を生み出したのがエア ハラチシリーズだった。登場から20年以上が経った今も、シリーズはさらなる進化を続けている。

最先端のスタイルを追求するシリーズに、新しく加わったエア ハラチ ウルトラ。この洗練されたスタイルは、オリジナルのエア ハラチを大人気シューズに押し上げた要素を解き明かすことから始まった。時代を超えて愛されるスニーカーのデザイン哲学に触れ、それを現代の女性たちに提供する方策がテーマとなった。

何を残し、何を改良するのか。コモーはまずヒールのスタビライザーに手を付けた。軽量で伸縮性のあるウェビングを採用することで、象徴的なデザイン要素が現代的でミニマルなスタイルに生まれ変わった。ウェビングを付けることで、シューズがぐっと履きやすくなった。さらに新時代のヒールスタビライザーは、Nikeの伝統を称えた大きめのブランドロゴも採用している。

現代的なスタイルを追求するシリーズの新モデルは、オリジナルで使用されたレザーサドルのアッパーに代わって成型加工のディテールを採用。「クォーターサドルを採用し、オーバーレイを取り除いて、成型加工のディテールに一新した。これによって、フィット感を損なうことなくシューズの重量とレイヤーを軽減することができる」とコモーは説明する。

新しいエア ハラチには、コアをくり抜いた、軽量フォームのテクノロジーも搭載されている。また、他のウルトラシリーズに見られる洗練されたデザインと同様に、一体型のブーティー構造と最新テクノロジーを採用してシューズの大幅な軽量化を実現。エア ハラチのオリジナルモデルでは約232g(ウィメンズ24㎝サイズ)だった重量が、エア ハラチ ウルトラでは約190g(同サイズ)まで軽量化されている。

普段使いのスタイルを目指した数々の最新アップデートにより、シューズのデザインはトラックからストリートへと進出を続けている。コモーは次のように語る。「エア ハラチ ウルトラは、快適性、優れたフィット感、柔軟性、履きやすさを備えた一足。いわば『Tシャツのように気軽に履くシューズ』のハラチバージョンだ。これだけの特長を持ち合わせながら、幅広いスタイルにも対応できるシューズになっている」。

原産地: インドネシア
消費税は価格に含まれています