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デザイン誕生まで

レブロン ジェームズ x ジョン エリオット アイコン

レブロン・ジェームズをイメージした新しいライフスタイルシューズ、ナイキ レブロン x ジョン エリオット アイコン。このシューズの製作の依頼を受けたデザイナーのジョン・エリオットは、バスケットボールについて調べ始めた。まず、2016年のファイナル第7戦を見直し、ジェームズの歴史的なチェイスダウンブロックの動きに注目した。「ジェームズがカバーしていたコートの範囲と2016年のシリーズでのプレーを見れば、彼が優勝を勝ち取るためにやったことが、いかに人間離れしているのかがわかるよ」ジョンは語る。

レブロン・ジェームズの比類なき強い意志と超人的な才能は、ジョンにダムの水をコントロールし、力強く放出させる放流設備の構造を連想させた。「設備から放流される水には自然の力が作用していて、本当に美しいんだ」ジョンは説明する。「あのコンクリートで覆われた部分では、外からは見えなくても、何層にもわたる処理がおこなわれている。その様子が僕のデザイン理念をよく表現していると思った」

シャープですっきりとしたレイヤリングのアプローチで知られるジョンは、彼のお気に入りのレブロン シューズであるレブロン 8のディテールとフルレングスのNike Airをベースに、コートをイメージした刺繍とトランスルーセントのアッパー素材の層を重ねた。すると、同じテーマのアパレルコレクションに取り掛かっている間、ジェームズがこのシューズのデザインにマッチするソックスの製作も提案してきた。

ジョンにとっては、新鮮さを感じるスタイルを生み出すだけでなく、自身のデザイン技術をアパレル以外にも拡げていくことも重要だった。「シューズは立体的なものだから、ドレープやテクスチャーとは違う発想が必要になった。プロセス自体にも、アパレルとは違う考え方が必要になったんだ」ジョンは振り返る。「シューズをデザインするのは簡単なことではないけど、とても刺激的だった。だって、地球上で最高のバスケットボールプレーヤーとコラボレーションできるんだからね。個人的には、彼は史上最高のアスリートだと思っているよ」

ヒントになったのは、バスケットボールコートと自然だけではない。ジョンの頭には、レブロン・ジェームズがコートに入場する瞬間が浮かんでいた。「彼が大きな試合が開催されるアリーナに入場する姿を想像した。そのときに、快適性の面でも自信の面でも、彼がベストな状態でいられるようなシューズをデザインしたいと思った」ジョンは語る。

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