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ANTIHERO COLLECTION
デザイン誕生まで
ブライアン・アンダーソンやグラント・テイラーなど、スケートボーダー向けのデザインに取り組んできたナイキSB。遂に実現したアンタイヒーロー・スケートボードとのコラボレーションからは、シューズとアパレルが登場する。コレクションには、ナイキ SB GT ズーム ダンク HIGH プロやズーム ブレーザー LOWのほか、コーチジャケット、フットボールジャージー、バックパックも含まれている。
コレクション製作の指揮をとったのはブライアンだ。彼は昨年、ブルーリボンスタジオで作業を進め、ガムソールを使ったブラックのダンクを開発。左のヒール部分には、自身のイニシャル「BA」を刺繍した。グラントの意見を取り入れて作られたブレーザーは、ガムソールを備えたグレーのシューズ。右のヒール部分には、彼のイニシャルである「GT」が入っている。そして、両方に使用されているのが、数字の「1」と「8」だ。これは、AH（AntiHero）を示す暗号で、「1」はアルファベットの最初の文字である「A」を、「8」は8番目の文字である「H」を意味する。
「SBに所属するアスリートの多くはアーティストでもあるから、僕たちはかなり恵まれていると思うよ」そう語るのは、ナイキSBのシニアデザインディレクターを務めるジェシー・レイバだ。「このコラボレーションの最大の魅力のひとつに、ブライアンをはじめとするアスリート自身が『やるべきだよ！』と言って始まったことが挙げられるんじゃないかな。これが、このコラボレーションを本当の意味でユニークなものにしていると思う」