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デザイン誕生まで

AF1 ULTRAFORCE MID
エア フォース 1の歴史の中で、存在感を永遠に発揮し続けるエア フォース 1 MID。大胆なミッドカットスタイルと履き口にユニークなレザーストラップを備えたツートンカラーの象徴的なデザインは、90年代半ば、シリーズに新たな風を吹き込んだ。新鮮さが残るその数年後、画期的なエア フォース 1 ウルトラフォース MIDの登場により、定番のミッドカットスタイルは新次元に突入することとなった。デザインを考案したNike Sportswearのシューズデザイナー、ディラン・ペトレンカは、Nike本社に向かう朝の通勤中にアイデアが浮かんだと語る。「なぜUltraソールを使ったミッドカットスタイルがないのだろうと思った。そうすれば、どんなに快適な履き心地を生み出せるかと考え始めた。」 ディランは続ける。
そのアイデアを基に、ディランは履き心地、フィット感、通気性の向上を追求しながら、エア フォース 1 MIDを現代的にアレンジする方法を模索し始める。「シューズの中心をくり抜き、かかと部分を心地良いソックス仕様にして、前足部にはフルグレインレザーを使ったらどうだろうと突然ひらめいたんだ」この「くり抜く」というアイデアが、インナーブーティーをプラスして、ソックスのようなフィット感を生み出すというデザインにつながった。インナーブーティーを追加することで、シューズはよりゆったりとしたフィット感を生み出す。これは、アイコニックな一足、エア モワブとも似ている。「当時、ソックスのようなフィット感のシューズは数多くあったんだ」ディランは振り返る。「モワブを手に入れたばかりの頃で、このシューズに夢中だったよ。あのフィット感をエア フォース 1 MIDに取り入れるにはどうすればいいかと考えていた」
インナーブーティーのデザインが確立すると、ディランは次にシューズの外側に取り組んだ。彼はシューズの外骨格を、1992年に登場したエア フライト ハラチと同じ流れをくむものだと説明。これはインナーブーティーとレザーの外骨格を使い、軽量で優れたパフォーマンスを発揮するバスケットボール用のモデルだ。「前足部には伝統を、かかと部分には最先端技術を取り入れたシューズにしたいと考えた。エア フォース 1らしさを維持するのに必要な要素に気を配りながらの作業だった」
最後は、エア フォース 1のオリジナルのデザインを忠実に再現しながらも、最新テクノロジーが力を発揮できるディテール作りに取り組んだ。「ブーティー用に最終的に選んだ素材は、コービー 1のかかと部分に使われているのと同じもの。スパンデックスを使ったオープンメッシュ素材で、通気孔の付いたフォームを挟み込んでいる」シューズの最新テクノロジーについて尋ねると、ディランはそう説明した。「フォームに付ける通気孔の形状を選択できたから、エア フォース 1のアイコニックなピボットポイントをイメージした円形を選んだ」この他にも、ピボットポイントと調和した円形のシュータンバッジなどのディテールが追加された。かかと部分とシュータンには、遠くや暗がりでも目に止まるリフレクティブ(再帰反射)素材のディテールがさりげなく施され 丸みをつけたレザーのエッジは、ステッチラインを隠しながら、上質でファッショナブルなスタイルにアップデートしている。
オリジナルバージョンに忠実でありながら、デザインを新たな次元へと引き上げたエア フォース 1 ウルトラフォース MID。画期的なブーティー、軽量のUltraソール、上質なディテールが、シューズ全体の通気性を高め、より快適で美しいスタイルに仕上げている。オリジナルモデルを偉大と呼ばれるシューズに仕立てた要素はそのままに、フォースの次世代を切り開く。