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デザイン誕生まで

THE 1 REIMAGINED
昨年、Nikeは、会社に勤める14名の女性デザイナーにあるアイデアを提案。それは、エア ジョーダン 1とエア フォース 1の新しいデザイン10足を含む、ウィメンズシューズのコレクションを作ることだった。14名のデザイナーの担当カテゴリーはスポーツウェアからバスケットボールと多岐にわたり、出身国やバックグラウンドもさまざまだ。提案の翌週、彼女たちはNike本社のあるオレゴン州ビーバートンのブルーリボンスタジオに集まり、顔合わせとコレクションのブレインストーミングを行った。コレクション名は、「The 1 Reimagined」に決定した。
「本社で作業した週が、最も重要な週だったように思います」そう話すのは、The 1 Reimaginedのデザインディレクターを務めたジョージナ・ジェームズだ。写真と付箋を使い、デザインの前段階となるアイデアやインスピレーションを交換した。「ブリーフィングや審査のプロセスはありませんでした」ジョージナは振り返る。「ただ、『この10足だよ、好きなようにやってくれ』という感じでした」
この作業のプロセスは異例だった。通常、デザイナーは季節やトレンドに合わせた詳細な資料を作成するところからはじまり、グループで共同作業することになっても、離れた場所からの作業がほとんどだったのだ。「Nikeに入社して、いろんな人たちとコラボレーションがしてみたいとずっと思っていました」Nike Woman SportswearでNikeマテリアルデザインディレクターを務めるマリー・クロウは説明する。「コレクションのデザイン期間は限られていたので、協力し合うことが重要でした」
コラボレーション作業は、ロンドンにあるブルーリボンスタジオでそのピークを迎える。EXPLORER、JESTER、LOVER、REBEL、SAGEと、チームはそれぞれのシューズの精神を具現化した5つの原型を選択。全員がスケッチ、カラー、素材の製作に関わり、グループとして選別作業も行った。そして誕生したのは、斬新でありながらも落ち着いた印象のデザイン。新しいストラップとSwooshを追加し、履き口とシューレースは排除。そして、シュータンのタグとロゴの位置を変更した。ライトグレーの色調を使ったスエード、ヌバック、メッシュが、シルエットを形作っている。
Nikeの2つのアイコニックなモデルを変形、合理化、再構築するなかで、14名のデザイナーはコレクションの範囲を拡大させ、スニーカーだけでなく、プラットフォーム、ミュール、ブーツ、スリッパも取り入れた。「The 1 Reimaginedには、優れた才能と強い意志を持った、様々なエキスパートが関わっています」と、チームで斬新なデザインを成功させたジョージナは説明する。そして、「このコラボレーションで、長年の夢が叶いました」と、マリーは喜びを表現した。
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