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デザイン誕生まで:ロボット実験から生まれたデザイン

Nike史上最も高い精密さを誇るスパイクを製作するため、シニアフットウェアデザインディレクターのジョンウー・イと彼のチームは、科学の知見をデザインに取り入れた。ロボットを使ったテストを行い、得られたデータに基づいてデザインすることで、パワー、支配力、究極の精密さを実現するファントム ヴェノムが完成した。

フィニッシャーが認めた性能

製作にあたりジョンウーのチームは、ハリー・ケインやアレックス・モーガンのようなプロのトップ選手、意欲的な若手プレーヤー、趣味でサッカーを楽しむ人々など、さまざまなレベルのプレーヤーと会って話をすることから始めた。対話を通じて、チームは現代のゲームを戦うアタッカーが求めるものに気付く。スピードやパワーだけではない。彼らは精密さを求めているのだと。

「さまざまなプレーヤーと話をするなかで、『精密なシュート』という言葉をよく耳にしました」とジョンウーは説明する。「ファントム ヴェノムでは、精密さを高めることで、現代のフィニッシャーのためのスパイクを再定義したいと考えたのです」

究極の精密さを実現

精密さを最重要とすることに決めたチームは、その方向性にチャンスを見出す。「高速化する現代のゲームに対応するため、データをフル活用したいと考えました」とジョンウーは説明する。科学の力を借りるべく、チームはNike Innovation Labに協力を依頼。研究所にある、プレーヤーのキックの動きを再現できるロボットを利用した。人間には難しいが、ロボットはまったく同じ動きを何度も繰り返せる。このロボットの一貫性を活用することで、スパイクの前足部をキックゾーンに変えることに成功したのだ。

優れた機能性

ロボットから得たテスト結果は、ストライクゾーンのジオメトリ、高さ、ブレードの角度の微調節に使用され、回転、射角、パワー、精密さの4つの面におけるパフォーマンスが最適化。また、データをテクスチャーの作成と前足部全体に使用する素材の選択時にも活用することで、つま先での蹴り出し、ドライブをかけたシュート、カーブシュートなど、あらゆるシュートの効果が強化された。ストライクゾーンが完成するまでに、Nike Innovation Labでは50足以上の試作品がテストされたという。

「こういった修正は、スケッチ上ではできませんからね」とジョンウーは語る。

ナイキ ファントム ヴェノム エリート FG

¥ 27,000

ファームグラウンド サッカースパイク

 

生産地: ボスニア・ヘルツェゴビナ

消費税は価格に含まれています