story

「これまでで一番、波乱万丈な体験だったよ。こんにちは。 Sneaker Politicsのオーナー、デレック・カリーです。 クリエイティブディレクターの ブレイン・マクゴワンです。 コミュニティアウトリーチ担当のジェイレン・グレイです」

「Sneaker Politicsはメンズ専門のブティック。 米国南部で創業し、 ルイジアナ州各地、そしてテキサスへと展開しました。 Sneaker Politicsが他と違うのは、コミュニティとのつながり。 Sneaker Politicsはお客さんと共にある。 彼らはただ客であるだけでなく、 友人でもある」

「Sneaker Politics全体の雰囲気はそんな感じ。 それを誇りに感じてるんだ。
そう、たまり場みたいな感じ。 人が集まって、シューズやファッションはもちろん、スポーツ、音楽など何でも語り合う。
Sneaker Politicsって命名は最高だった。ただ当時は、」

「誰からも注目されてなくて、 手を差し伸べてくれたのがボストンの友人、デオン・ポイント。 大変なときにずっと支えてくれた。 何か相談するたびに、『politics（駆け引き）あってこそ』とデオンがよく言っていたんだ。 その状況を楽しみ、 その道に向かって進み、 実行しなければならないと」

「politicsって言葉を何度も聞いた。 それで、Sneaker Politicsって名前がいいんじゃないかってデオンに話して、 Nike Talkで話し合った。内緒だったけど、 今ではみんな知ってるよね」

「デオンが電話をかけてきたとき、 コンセプトについて尋ねたんだ。 どうしてこんな解釈にたどり着いたのかって。 自分の身近にはないこんな考え方が 南部で通用すると思うかって。 するとデオンはこう言った。南部で特に何か起きているわけじゃないだろう、 別にいいんじゃないかって」

「最初はルイジアナ州ラファイエットだった。 ニューオーリンズで始めたかったけど、その年、ハリケーン、カトリーナに襲われた。 ラファイエットの大学に在籍してたから、クールな雰囲気とカルチャーがあるのは知ってた。でも都会じゃなかったから、 かなり不安だったんだ」

「バイブスが伝わり、軌道に乗り始めて 5年後、ニューオーリンズに進出。後は知っての通り。 自分はニューオーリンズで育った。ニューオーリンズは音楽が中心のとても文化的な街で、デレックの話を聞いて、自分たちの根底に南部ならではの」

「ホスピタリティがあると気付いた。 だから、ニューオーリンズであれラファイエットであれ、生まれ育った街で身に付けたものを、戦略的に広めていきたい。そのエネルギーやカルチャーを新しい場所に持ち込み、」

「世界に伝えたい。 すべての根源にスニーカーがあるというのは驚くべきこと。所詮シューズでしかないけど、 はかり知れない影響力があるんだ。 Sneaker Politicsでのこれまでの道のりを涙なしに語るのは至難の業だよ」

「なんていうか、これまでで一番、波乱万丈な出来事だったよ。 ジェットコースターは好きじゃないけど、山あり谷ありで、素晴らしい体験だった。 かつては、シューズを手に入れようと店に並ぶ子どもだった」

「それが今では自分が店に立ち、いくつもの街で人々にシューズを提供してる。 それだけじゃない。部下に仕事やチャンスを与える存在になった。誰か涙を止めてくれ」

「ニューオーリンズの店から、ジェイレン、ブレイン、オーナーのデレック・カリーがお届けしました。SNKRSアプリで、Sneaker Politicsの『ショップでトーク』を見てくれてありがとう」

【NIKE公式】Talking Shop：Sneaker Politics パート1 - ショップ 