story

これでスケートシューズを作るって本当に、え!? って感じじゃないですか
それこそがアイデンティティーな感じなんだと思いますけど

スケシュー履きたくないから、いろんなエアジョーダンとかダンクとか スケシューとしてリリースしていないものにみんな結構テニスシューズとか履いたりとかしていましたね

ただ靴が好きすぎて色々なエアマックスを本当に片っ端から全部漁っていたので

ソールをカッターで削ったりとか何かよくカスタムはしてましたけど

その型にはまりたくなかったっていう
人と違うという個性を持っていたいっていうかアイデンティティとして収めたいっていうスケーターの考え的な感じだと思うんですけど

原宿にあったSTORMYにたぶん15才のときに通いはじめて
(表参道の)歩行者天国で滑る様になって、ジャンプランプ飛びはじめてみたいな
日曜日は溜まってここがホコ天になってた

原宿駅までずっと奥までホコ天だった
94年にHECTICっていうお店を開けて
STASHとかFuturaも来ましたし

僕の履歴はほとんどここから始まっている感じっすね

SAVANNAH SLAMMAっていう大きい大会の草分け的な大会が第3回目の時に僕がエントリーしていて、その時にフリースタイルの誰かが

なぜかなんかいきなりカッターかなにかでローカットにしたんです、カットオフしてて
あるものをどう自分に活かしたり靴紐の色を変えたりするだけで自分のものになるっていうのの本質をすごく見た感じで、いまも鮮明に覚えています

僕はスポットチェックキングというか、ああいう街の見方の考え方をそういう洋服作りとか

なんか考え方の軸にして生きてきたタイプなので

そこがぽっかりないと多分自分らしくないのかなって思って
本当に人と違うという発想がいいんだという風に思ってもらえるのが一番いいのかな

人と違うことが武器だっていうことをスケーターの人は (知って欲しい) なんにせよメイクできないのが楽しいじゃないですか

トリックもできないのが(楽しい)
だから知らないことを掘り下げるのが多分楽しいから、そういう方がいいのかなとは思いますけどね

【NIKE公式】Nike SB Air Max 95 Editorial - Tokyo Skate Identity