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トーレン・オルゼックが手掛けた1996年のエア フットスケープと、マイク・アベニがデザインした2000年代のエア・ウーブンのDNAを継承。2006年に誕生した一風変わったスタイルのエア フットスケープ ウーブンは、たちまち注目を集め、とりわけ日本で絶大な人気を得た。

サッカー界で最も注目される決戦をヒントにした2006年のコレクションでは、大会に出場した8か国の国旗をイメージしたカラーを取り入れた。 世界的に名を馳せるフットスケープ ウーブンのスタート地点はここにある。

多数のNikeコレクションの1つであるエア フットスケープ ウーブンでは、世界的に知られるツイードを使用。 Isle of Harrisのドナルド・ジョン・マッケイが、スコットランドの伝統的な素材をこのシューズに使うというアイデアを思いついたのだ。

フットスケープ ウーブンほど、Fragmentを大々的にアピールするシューズはほぼないだろう。この日本の人気ブランドは他のシルエットも手掛けたが、これがコレクターが渇望する一足となった。 そのドットパターンは、2000年代半ばに同ブランドの他の商品に広く使われたものだが、このデザインが最も高く評価されていると言っても過言ではないだろう。

レゲエからインスピレーションを得たこのフットスケープ ウーブンは、ヘンプのアッパーに、レッド、ゴールド、グリーンを配色。 当初は24足限定で、特別仕様の木製ボックスに入れて提供されたが、 その後すぐに世界中で広く販売された。

そして時は過ぎ2012年。再びフットスケープ ウーブンが復活する。このバージョンはチャッカブーツにアップデートされ、厚みのある、斑点模様のFree Motionソールユニットを装備。シュータンタブの「04Z」は、虹色に織られた素材のカラーコードを表すシンボルだ。

【NIKE公式】Inside The Vault：フットスケープ