story

「このシューズを一言で表すなら、『友情』です。 Sanrioのブランドコンテンツマネージャー、エリン・リベラです」

「こんにちは。 Nike Sportwearのプロダクトラインマネージャー、カイル・クアンです。 そしてこれが、エア プレスト 'Hello Kitty'」

「ハローキティは1974年、 とことんキュートなカルチャーから誕生しました」

「既にブランドとして確立しているので、あらゆる文化や世代のギャップをつなぐ存在として、本当に頼もしいと感じています。 ハローキティは、グローバルに通用するポップアイコンなんです」

「Sanrioとしては、今回のシューズは必ず実現させたいという強い思いがありました。 2004年に一度企画されたものの発売には至らなかったという経緯があるので、今回はぜひファンに届けたかった」

「2004年のエア プレストのデザインの中で、2022年にインスピレーションを与えているもの。 それは、遊び心」

「喜び。 エネルギーといった要素です。 そういった感情を伝えるためにはどんなデザインにするべきかをよく考えました」

「アリス・マクドナルドです。NIkeでフットウェアのマテリアルデザイナーをしています。 セス・ピーターソンです。 フットウェアのカラーデザイナーをしています。 私はアメリカと日本で育ち、サンリオピューロランドに比較的近い場所に住んでいました」

「だからあの世界観やハローキティをシューズにできて、とても嬉しかったです」

「2000年代初頭にプレストが初めて発売された当時、高性能ランニングシューズでありながら、Tシャツのような心地良いフィット感を持ったシューズであることが、大きな特徴でした」

「ストーリー性を持たせ、キャラクターに焦点を当てることにかなり時間をかけました。 そこでカラーには、キャラクターの持つカラーを使用し、それらのカラーやグラフィックを通して物語性が伝わるように表現してみました」

「物語性という側面がこのシューズではとても重要だと思います。 履いてみた瞬間からワクワク感が味わえるように細かなディテールを施していて...」

「...かかと部分にはこの可愛らしいヒールピースを配し、前足部にはリボンをあしらっています。 サイドにはポップなカラーが添えられているところがまたとても可愛いんです」

「ハローキティの目と鼻を参考にしました。 ブラックの裏地によるトップラインは、ハローキティの画風をイメージしています」

「シューズを履けば、文字通りハローキティの世界に入り込んだ気分になります。 Nikeではシューボックスにも重きを置いていますよね。 そこで...」

「...この2つの要素を一体化させて、特別な世界観を完成させようと考えました。 ボックスを開くたびに、この特別な空間に再び入ることができるというコンセプトです。 とても楽しいシューズですね」

「このシューズには思いやりも込められていて、小さな贈り物、大きな笑顔というSanrioの哲学をまさに体現しています。 新たな空間に入り込んだ気分になれるというアイデアが私はとても気に入りました」

「オリジナルのアイデアを大切しつつ、パーソナルな思いも物語に注入できたと感じます。 SanrioとNikeのパートナーシップは...」

「...一緒にアイデアを出し合いながら作り上げていった友情の象徴といえるのではないかと思います」

「今日はありがとうございました。 エア プレスト 'Hello Kitty'のデザインの裏側をお届けしました。 見てくれてありがとう」

【NIKE公式】デザイン誕生まで: エア プレスト 'Hello Kitty'

Behind the Design