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「私はマリア・チャン。ウィメンズライフスタイル部門のシニアマテリアルデザイナーです。 僕はフィル・ウッドマン。Nikeイノベーションのフットウェアデザイナーです。 これがナイキ エア マックス スコーピオン。 スコーピオンという名前の由来についてお話しします」

「スコーピオンは足の形状の考察から生まれた副産物のようなもの。Airバッグと前足部のパッドで蹴り出しをサポートし、かかと方向に伸びたパッドで支える。これを実現するために考案を続けていくと、スコーピオンの形になりました」

「エア マックス スコーピオンのデザインを導いたのは、間違いなく機能性。 各パーツが、消費者の意見やテストデータに基づいて考え抜かれています。 一日を通して人々のニーズを...」

「満たせるシューズを作りたいと考えたんです。 ヴェイパーマックスの成功を受けて、プラットフォームの未来の形を作ったのがこれです。 Airバッグの新しい作成手法を取り入れ、初めからデザインし直しました。Airバッグの接地面に加え、足裏に接する上の面の形も考えました」

「実際に履いてもらって行ういくつかのテストのほか、コンピューターによる有限要素解析を実施して、改良しました。 それから、安定性を生み出すシステムも必要です。 人が上に座るシャーシが下のタイヤのサスペンションを支えるという自動車の仕組みをイメージしました」

「Airから得た経験も応用しています。 そこから、足をプラットフォームに固定させるアッパーの開発につながりました。 Airの利点を最大限に活かすだけでなく、そのシステム上に足を固定することで安定性が高まります」

「注目ポイントの1つは、リサイクル素材を最大限に使用していること。その手段の1つがFlyknitの使用で、廃棄物ゼロの達成につながる製法です。 ほかにも、Airバッグや細工では...」

「シェニール糸を使うことで、アッパーの履き心地を360度で快適にするというアイデアを追求。 抜群に柔らかい糸のおかげで、アッパーの上部、履き口、さらにシュータンにも、快適さを生むゾーンを...」

「作り出せました。 耐久性についても慎重に検討し、つま先、かかと、マッドガードといった要所にスエードのようなオーバーレイを配置。 すべての素材が考え抜かれています」

「Air Maxに使われてきた素材を、多少見直す必要がありました。 このシューズを見ると、Airを体験してみたくなるでしょう。初めて履くと、その履き心地からみんな表情が明るくなるんです」

「まったく新しい体験、ほかにない履き心地、今までにない感覚といった意見が聞かれます。 スコーピオンならではの特徴は、大胆なAirを表現したスタイルだと言えるでしょう。 Airがむき出しで...」

「シンプルかつミニマルな外見。それでいてとても実用的で、履き心地もすごく快適。 このシューズに込められたニュアンスや快適さを生む技術を、実感してもらえると思います」

「ウィメンズライフスタイル部門のシニアマテリアルデザイナー、マリア・チャンと、 Nikeイノベーションのフットウェアデザイナー、フィル・ウッドマンが、 ナイキ エア マックス スコーピオンのデザイン誕生の舞台裏についてお話ししました。 見てくれてありがとう」

【NIKE公式】Behind The Design：Air Max Scorpion