story

鉄拳のストーリーとNikeのストーリーを語ってる。2つの世界を融合させたんだ。 僕はフットウェアグラフィックデザイナーのフアン・ウエルタ。

「エグゼクティブゲームディレクター兼ゲームプロデューサーの原田勝弘です。
鉄拳シリーズのプロデューサーのマイケル・ムレイです。 
鉄拳には1から8まで、父と息子の美しいストーリーがある。 僕たちの仕事は、このストーリーをKazuyaとJinの2足のシューズで表現することだった」

僕はスニーカーファンだから、ちょっと短絡的だけど「ダンクになるのかな？ ジョーダンなのかな？ どんなシューズになるんだろう？」と思った。

「そしたらフォームポジットだったから、『わあ、懐かしい』と思ったよ」
フォームポジットで今までやったことのないものを試そうと思った。 実際に触れられる一足としてデザインするんだけど、デジタルの世界でも想像できるものをね」

それでリフレクティブ（再帰反射）デザインと雷のアイデアを思い付いた。 「変化するシューズはどうすれば作れるだろう？」ってね。 デジタルの世界では、物が変化するから。 

一八のストーリーをうまく表現したいと思ったんだ。 ジャケットが主なインスピレーション源だった。 それから、あのゲームの要素を現実世界でシューズに取り入れるにはどうすればいいかと考えた。

「そして、正反対の仁のシューズで同じことをするにはどうすればいいかと考えた。 同じストーリーを語る、まったく違う2足のシューズを作るにはどうしたらいいんだろうと。
Nikeのチームが加えた視覚的なディテールの数々に圧倒されたよ」

両方のカラーでね。 チームが考えたディテールのすべてが的確だった。 驚いたのは、普通のNikeのボックスを開けたらシューズがあると思っていたのが、

このボックスを見せられて、開けるとスニーカーが持ち上がってくる仕組みだったこと。気に入っているよ。こんなの見たことない。 EVOでフアンに会った時、 

「彼が実際に鉄拳のファンで、このシリーズと共に育ってきたと知った。 すごくうれしかったよ。
これは2Dを3Dにするユニークなデザインプロセスだった。 物理的なサンプルができたら、それを鉄拳のチームに送り、鉄拳チームが」

3Dスキャンして、デザインを最高の形で表現したものをゲームに組み込む。 プレビューを見せてもらった時は、「実際に手の中にあるものが画面の中で再現されてるなんて信じられない」と思った。

ポイントは、キャラクターに履かせた時に違和感がないようにすること。

不自然ではなく、一八や仁がゲーム内で

戦う時だけでなく、普段から履いているんじゃないかと感じるぐらい自然に見られること。 

僕はフアン。 Behind The Designをお届けしました。 見てくれてありがとう。

【NIKE公式】Behind the Design：エア フォームポジット ワン / 鉄拳

Behind the Design