サッカーにはどんなポジションがある?フィールド上のすべての役割はこちら
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サッカーのすべてのポジションと、各ポジションが攻守でどのような役割を果たすかを学ぼう。認定サッカーコーチが、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードについて詳しく説明する。

国際サッカー評議会(IFAB)が定める競技規則によると、サッカーの試合は2チーム間で争われ、試合のどの時点においても、各チーム7人以上の選手がフィールド内にいなければならないが、ゴールキーパーを含め1チーム11人で戦うのが望ましい。
このため多くのチームは、選手交代に十分に対応できるよう、最大で23人のプレイヤーを備えている。ほとんどのプロチームでは交代が1試合5人まで認められているが、趣味リーグやユースリーグでは交代数に制限を設けていないことが多い。
「単なるプレイヤーの寄せ集めではなく、チームとして効果的に連携できるようにするためには、担当するポジションの役割と責任を全選手が十分に理解していることが非常に重要だ」と語るのは、欧州サッカー連盟の認定を受けたサッカーコーチのカール・ワイルド氏。
この記事のポイント
- 標準的なサッカーチームは、ゴールキーパー1人とフィールドプレイヤー10人、1チーム11人の選手で構成されている。
- 4つの主要なポジション分類は、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードだ。各ポジションには、ポゼッションの有無、すなわちチームがボールを保持しているかいないかによって、異なる役割がある。
- キーパーは、プレイ中に唯一、手を使うことが認められている選手だ。
- どの選手でもゴールを決めることができるが、主に得点を決めるのはストライカー。ディフェンシブミッドフィルダーはディフェンスラインを守る。
「ポゼッションの有無」が意味するものとは?
チームが攻撃側にあるか守備側にあるかによって、ポジションの役割は異なる。非ポゼッション時(相手チームがボールを保持)と、ポゼッション時(自チームがボールを保持)とでは、ピッチ上で特定のポジションが果たす役割が変わることがある。
カンペ:サッカーの全ポジション
- ゴールキーパー
- フルバック(左と右)
- センターバック
- 守備的ミッドフィールダー
- セントラルミッドフィールダー
- 攻撃的ミッドフィールダー
- ウィンガー(左と右)
- センターフォワードまたはストライカー
サッカーにはどんなポジションがある?
ここでは、各ポジションについて、攻撃側か守備側かによって役割がどのように変わるかなどを紹介しよう。
ゴールキーパー
「ゴールキーパーの主な役割は、言うまでもなく、ボールがゴールに入らないようにすることです」とワイルド氏は語る。IFABの競技規則によると、キーパーはプレイ中に唯一、手でボールに触れることが認められているポジションだ。
- 非ポゼッション時:ゴールキーパーの目的はやはり、どんな手段を使ってでもゴールを守ること。ワイルド氏が指摘するように、ゴールを守るには、チームメイトとの連携が必要だ。「キーパーはエリアを『支配』しなければなりません。「敵がゴールに迫れば、キーパーは相手チームからボールを奪い、クリアするのです」とワイルド氏。クリア時には、ボールをキャッチするか、キックするか、パンチで飛ばすという方法を取る必要がある。
- ポゼッション時:ゴールキーパーは本人の意志次第で、フィールドを自由に動き回ることができる。そのため、自チームがボールを保持している場面では、ゴールキーパーの役割が変わってくる。「現代サッカーでは、ポゼッション時にゴールキーパーが重要な役割を果たすチームが増えてきています。ボールを持っているときは、自信を持って確実にボールをつなぐことが求められます」とワイルド氏は語る。また同氏は、ゴールキーパーはピッチ全体を誰よりも広く見渡せるポジションにいるため、ショートパスやロングパスを使ってチームのプレーを「セットアップ」する役割を担うことも多いと説明する。
フルバック
左サイドバック/右サイドバックとも呼ばれるフルバックは、通常、フィールドの左右いずれかのサイドに位置する。
フルバックは、ディフェンスライン全体と緊密に連携して敵チームの攻撃からゴールを守りつつ、攻撃の起点となってアタッカーへボールを配球する役割も担う。
- 非ポゼッション時:守備時のフルバックについて、ワイルド氏は「他のディフェンダー、特に中央寄りのディフェンダーと緊密に連携し、ディフェンスラインを突破されないようにすることが主な役割です」と語る。相手チームはディフェンダー間のスペースにボールを通そうとするケースが多いため、このエリアをいかにコントロールするかが失点を防ぐうえで重要だという。
- ポゼッション時:自チームがボールを保持している局面では、チームのフォーメーションによってフルバックの役割が大きく変わるとワイルド氏は指摘する。たとえばチームによっては、フルバックが攻守両面を担い、左右いずれかのタッチライン全域をカバーしながら相手ゴールへ攻め込みつつ、自陣ゴールも守るという役割を与えられることがある。一方、フルバックをフィールド中央に絞ることで、アタッカーが敵陣のワイドなスペースに展開しやすくするといった戦術もある。
センターバック
スイーパーとも呼ばれるセンターバックの主な役割は、ゴール前のエリアを守り、守備陣全体を統率することだとワイルド氏は述べる。
スイーパーとも呼ばれるセンターバックの主な役割は、ゴール前のエリアを守り、守備陣全体を統率することだとワイルド氏は述べる。
- 非ポゼッション時:ワイルド氏によると、センターバックはピッチ上で最も危険なエリアであるゴール前を担当する。「このエリアにボールが来たら、すみやかにボールをエリア外に出すことがセンターバックの使命です。得点を狙ってくる最大の脅威ともいえる、相手チームのセンターフォワードと対峙することも多いポジションですね」とワイルド氏は語る。
- ポゼッション時:センターバックはボールを受けると、チームが前線へと攻め上がれるよう攻撃の組み立てを担う。また、敵チームからのプレッシャーにさらされたアタッカーからの「逃げどころとなるパス」を受けることも多いとワイルド氏は加える。マークされることが少ない(相手選手に直接つかれにくい)センターバックは、そうしたプレッシャーを解消しつつ、次のプレーを展開する起点となる。
守備的ミッドフィールダー
ストッパーとも呼ばれる守備的ミッドフィールダーを1人か2人置くチームが多いとワイルド氏は指摘する。「フルバックとセンターバックのすぐ前でプレーし、守備にさらなる厚みを加えるのが主な役割です」と同氏は説明する。
- 非ポゼッション時:守備的ミッドフィールダーは、ゴールへの攻撃を防ぐ際、相手に中央エリアへボールを運ばせないよう常に意識してプレーする。「そのために、相手チームの守備的ミッドフィールダーと攻撃的ミッドフィールダーの間のパスコースをブロックします」とのことだ。
- ポゼッション時:「自チームがボールを保持しているときは、守備と攻撃をつなぐという点で、守備的ミッドフィールダーはセンターバックに近い役割を果たさなければなりません」とワイルド氏は語る。そのため、前後どちらの選手からもパスを受けられるよう常に準備しておく必要がある。
攻撃的ミッドフィールダー
攻撃的ミッドフィールダーは、ピッチの広い範囲をカバーするポジションだ。それゆえ、敵ゴールへの攻撃に加わる際も、自陣のディフェンスラインをサポートする際も、いずれも積極的に動き出すことが求められる。
- 非ポゼッション時:守備の大半は敵陣で行うことになるとワイルド氏は説明する。自チームがボールを失った際には、素早く奪い返すことが求められる。
- ポゼッション時:「自チームがボールを持っているとき、攻撃的ミッドフィールダーはボールを持っているかどうかにかかわらず、その動きで敵のディフェンスラインを崩すきっかけを作ることが多いですね」とワイルド氏は語る。また同氏は、このポジションは他の選手よりリスクを冒すことが求められるぶん、ボールを失う場面も増えると指摘する。「決定機を生み出す力が必要です。リスクを冒してこそ、ゴールが生まれるのです」とのことだ。
ワイドストライカー
ウィンガーとも呼ばれるワイドストライカーは、フルバック前方の左右両サイドに位置し、中央寄りのチームメイトと連携しながら主に敵ゴールを攻略するのが役割だ。
- 非ポゼッション時:攻撃的ミッドフィールダーと同様に、「ワイドストライカーは守備の大半を敵陣で行います。センターフォワードと連携し、敵チームの前進を阻みながらゴール近くでボールを奪うことで攻撃の起点を作ろうとするのが主な役割です」とワイルド氏は説明する。
- ポゼッション時:ワイルド氏によると、攻撃においてワイドストライカーには大きく2つの役割がある。1つは、フルバックからのボールを直接受けられるポジションに立ち、中盤のプレーへとつなげること。もう1つは、センターフォワードのサポートに回り、フォワードがボールを受ける際に孤立してボールを奪われないようにすることだ。
センターフォワード
このポジションもストライカーと見なされ、サッカーでゴールを奪う主役だとワイルド氏は言う。チームは試合を通じてセンターフォワードにボールをつなぎ、ゴールネットを揺らすことを目指す。
- 非ポゼッション時:敵チームが自陣でボールを保持している際、センターフォワードは真っ先に相手ディフェンスへプレッシャーをかけ、前線へのダイレクトなボール供給を防ごうとする。
- ポゼッション時:センターフォワードの主な役割はゴールを奪うことだが、ワイドストライカーやミッドフィールダーにボールをはたいて攻撃を組み立てるうえでも欠かせない存在だ。自らドリブルで持ち込むか仲間にパスするかして、相手ディフェンスの空いたスペースを常に「突こうと」しているとワイルド氏は語る。
サッカーの初心者に適したポジションは?
サッカーを始めたばかりの人には、ミッドフィールダーやストライカーに比べて運動量が少ないフルバックが向いている傾向がある。スピードのコントロール、1対1のディフェンス、ポジショニングをじっくり身につけられるからだ。
サッカーに必要なシューズは?
どのポジションでプレーするにしても、自分に合ったサッカーシューズは試合のパフォーマンスを左右する。ディフェンダーとして全力疾走する場面でも、ゴールに向かって切り返す場面でも、十分なグリップ力と安定性は欠かせない。あらゆるポジションの要求に応えるために、Nikeが開発したのがマーキュリアルラインだ。
- Nikeマーキュリアルヴェイパーは、Nike最軽量のサッカースパイク。FlyLiteプレートテクノロジーで軽量化を実現しながら、ソックスのようなフィット感と、狭いスペースでの急な方向転換時のグリップ力を生むV字型のスタッドをソールに備えている。
- Nikeマーキュリアルスーパーフライは、Nikeのサッカースパイクの中で最速モデル。ZoomXフォームが力強いエネルギーリターンをもたらし、トップスピードでのスプリントに対応する設計だ。Flyweave Ultraアッパーが足をしっかりホールドし、V字型のスタッドが空きスペースでの爆発的な加速を支える。
サッカーには持久力と瞬発的なスプリント、そして素早い切り返しが求められる。履いていて自信が持てるシューズは、試合の流れを変える力を秘めている。
よくある質問
サッカーの試合時間はどれくらいですか?
試合は前半45分・後半45分の合計90分で、前半・後半それぞれの中に休憩やタイムアウトはない。2つのハーフの間には、15分のハーフタイムが設けられている。
サッカーで最も得点を挙げるポジションは?
センターフォワードとも呼ばれるストライカーが、サッカーにおける主な得点源だ。相手ゴールに最も近い位置でプレーすることが多いためである。
サッカーチームには何人の選手がいますか?
フィールドに立つのは合計22人で、各チームはフィールドプレーヤー10人とゴールキーパー1人で構成される。少人数での試合も可能だが、通常の試合ではチームごとに最低7人が必要だ。
サッカーでゴールキーパーは得点を挙げることができますか?
ゴールキーパーを含め、どの選手でもゴールを決めることができる。ボールがゴールポストの間のゴールラインを越え、反則がなければゴールと認められる。
サッカーで最もプレーが難しいポジションは?
どのポジションにも難しさはあるが、ゴールキーパーは最も難しいポジションと言われることが多い。高い集中力とプレッシャーに加え、シュートを止める技術や素早い重心移動など、特有のスキルが求められるためだ。




